【野球】小久保裕紀2000本安打達成！【名球会】

ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手が

2000本安打を達成しました！


1999本で腰痛が限界に達し、１ヶ月離脱していましたが、復帰1戦目で決めてくれましたね！

小久保選手は大学がいっしょなのでかなり思い入れのある選手です。
今年も無理とわかりながら毎日せっせとパリーグ一塁手でファン投票してました(笑)
明日発表だけどさすがに無理かな。

初めて小久保選手のプレーを見たのは1992年のバルセロナ五輪。
大学生からただ一人全日本に選ばれて、下位打線ながらホームランも打ちました。
銅メダル獲得に貢献しましたね。

僕が大学に入学したころは、井口/澤崎/倉野/清水将/四十万らを中心に青学野球部黄金時代で、ちょっとした野球部ブームでした。
神宮球場は青山キャンパスから歩いていけるので、しょっちゅう学生割引で観戦にいっていた記憶があります。

青学が初めて大学日本一になったのは小久保が主将のとき、
ってことで、「伝説のＯＢ」として当時の学生新聞やパンフ等にインタビューがのってたりしました。

そんなわけで、小久保選手を応援しはじめたのは、大学１年のころからです。
ホームラン打ったときのバットを投げるフォームがカッコイイ。

カッコよすぎて本人のグッズのロゴマークにもなってます。

（2000本安打達成のボードにものってる）

小久保選手は、人格が抜群なことでも有名です。

2004年、不可解な無償トレードで巨人に放出されたときも、生え抜きを重視するジャイアンツでキャプテンに任命されました。

巨人時代は、「桑田佳祐が母校青学の先輩だから」っていう理由で、
打席に入る時のテーマ曲はサザンの『希望の轍』

ホームラン41本を打ってみごとに復活してくれました。

2007年、FA権を行使して念願のホークス復帰を果たすと、
「福岡のファンへの感謝の気持ちを」っていう理由で、
打席に入る時のテーマ曲はＳＭＡＰの『ありがとう』


ソフトバンクホークスとして初の日本一にも大きく貢献しました。

小久保選手のエピソードを書き出すとキリがないのでこのくらいにしておきますが、本当にドラマチックな野球人生を歩んでいる選手ですね。

さて、話を戻して２０００本安打の件

今年は稲葉選手、宮本選手に続いて３人目の2000本安打っていうことで、ここ何年か2000本安打がインフレ気味な感じもしますが、小久保選手は400本塁打も達成しています。

2000本安打は過去44人に対し、400本塁打は過去18人。

（日米通算達成者含む）
ある意味こっちのほうが偉大な記録とも言えるかも。

さらに小久保選手は大卒です。

積み上げ系の記録はどうしても高卒選手の方が有利で、
歴代安打数上位１位～８位（９位は金本：東北福祉大卒）
歴代本塁打数上位１位～３位（４位は山本浩二：法政大卒）
は高卒選手です。

日本のプロ野球で、大卒で2000本安打400本塁打を達成した選手はたったの５人。

金本知憲（2497安打/474本）
長嶋茂雄（2471安打/444本）
落合博満（2371安打/510本）
山本浩二（2339安打/536本）
小久保裕紀（2000安打/410本）

他４人の名前を見ると、改めて、小久保はすごい選手なんだなあって思います。

ここ数年は故障で出場試合は減少気味ですが、統一球になっても変わらずOPS.750近くを記録してますし、なんだかんだ、まだまだ打席での期待感はありますよね。
少しでも長く現役を続けてほしいものです。

おしまい。