見やすくする
はじめに
簡単な操作で表計算を見やすく使いやすくすることができます。
- 行列の固定
- 書式の設定
- 行列の幅の設定
これは、一般的には行われていることですが、私なりにまとめてみました。備忘録でもあり、脳トレでもあります。
行列の固定
行列を固定すれば、スクロールしても項目や見出しは消えず、格段に見やすくなります。簡単な操作で実現できます。
設定方法は、スクロールさせたいセルの左上を指定することです。例えば、一行目に項目名、一列目に見出しがある場合、B2セルを指定します。
メニューから[表示]をクリックし、出てきたウィンドウから[行と列の固定(R)]を選択します。
これで、カーソルのあるセルより上と左は固定し、セルが動いても表示され続けます。題目と見出しが消えないようできます。私は重宝して殆どにシートに設定しています。
書式の設定
銀行通帳のように、桁揃えをしたものです。3桁ごとに[,]入れ、見やすくしたいものです。以下はその方法です。
セル書式にし、(私はCtrl+1とショートカットキーを使う。これらのショートカットキーは多用するので、改めて紹介します。)
セルの書式(Ctrl+1がショートカット)には数字に3桁区切をつけたり、小数点の数を決めたり、日付の書式を決めたりといろいろな機能があり、見やすくできる。
行列の幅の設定
配置にあるプロパティ「テキストを自動的に折り返す(w)」あるいは「縮小表示」のチェックをはずします。
これで、セルのカラム名やロウ名が表示している所でダブルクリックすれば自動でセル長や高さを決めてくれる。複数カラムやロウを指定できる。
ダブルクリックする事でアクティブセルとなる、
また、複数のセルを連結し、1つセルと出来る。
注釈などほかのセルより明らかに長い場合に使うと見やすくできる。
これらの機能をうまく使えば、字下げがある文章にも使える。
1例として外務省の申請書がある。