その瞬間を視ていたのは現地かDAZNを視ている人たちだけだったという。
今秋にカタールで施行されるサッカーワールドカップのアジア最終予選で日本がオーストラリアとアウェーのシドニーで対戦し、途中出場の三笘選手の2得点で2対0と勝利し、7大会連続出場を決めました。
しかしながら、この模様は日本の既存メディアでは放映されず、DAZNだけでした。
もし地上波でやっていたら20%は軽くとれたでしょう。
しかしながら、アウェー戦ゆえテレビでの放送が無かったというオチで。
これは胴元であるAFC(アジアサッカー連盟)が法外な放映権料を中国系の代理店を通じてふっかけたものの、余りの高さに買い手が付かず、焦ったAFCが日本関係分だけ切り出して再度某大手広告代理店を通じてオファーを出したところ、その代理店に近いDAZNが全試合分取って、日本開催分だけNHKとテレ朝が取ったというオチだったわけで。
ちなみに、その後サッカーバブルは散り、それを引っ張っていた中国のサッカー界は現在無様な事になってます。
このオーストラリア戦についても日本協会からDAZNに話はあったらしいのですがDAZNからすれば呑めない条件だったそうで、結局DAZNにピシャリと断られたそう。
・・・色んな意味で交渉下手で腐った「何とか」な組織なんですね、JFAって。
これってそもそもAFCの要職に送り込めない、日本のサッカー界における背広組の脆弱ぶりがよく分かるものですが。
で、本大会の中継とて、それまでの東京キー局総乗りの枠組みが崩壊し、NHKとテレ朝、フジの3局のみの放送となり、それとておおよそ30試合程度だそう。
片やネット配信系では、テレ朝からの紹介を受けてAmebaTVが何と全試合分の放送を無料放映することが決まりました。
親会社が某コンテンツの大ヒットで資金に余裕ができたというのもあるとはいえ。
ある意味、メディアのゲームチェンジぶりがわかろうものかなと感じさせられました。
話を戻して本大会出場権を決めての凱旋試合だったはずの埼玉スタジアム2○○2での最終節ベトナム戦は先制を許した上に無様なドローで、結局サウジアラビアに抜かれてグループ2位で本大会への出場が決まりました。
これで、やや不利な展開が予想された中で、組合せ抽選会が日本時間で今日(2022年4月2日)の未明に行われました。
日本は予選グループE組としてスペイン、ドイツ、ニュージーランドorコスタリカの勝者とあたることになりました。
普通に考えれば予選リーグ敗退でしょう。
それをどうやって覆せるかをよーーーーく考えなければ予選グループ突破はキツいでしょうね。
何せ未だに森保(監督)辞めろ!と公言しているのがメディアにもネト上にも、うじゃうじゃいるのです。
そういうのを本大会で黙らせることができるんでしょうか。
ただ選手起用に頑固さを感じますし。
それだけお眼鏡にかなうのがいないとか、文句を言うのは排除ということなのかわかりませんが。
ちなみにサイクルで言うとカタール大会は予選リーグ敗退のサイクルらしいのですが・・・。