【2021/08/21 8:00修正】
聴くところでは営業店端末システムをつなぐ勘定系システムの基盤のハードウェアが「複雑に」故障して、待機系への切り替えすらも失敗して、各支店の店舗での窓口業務が出来ない状態になったそう。
それ以外のシステムは異常が無く、ATMやインターネットバンキング等は平常稼働のよう。
その後、10時前に一部を除いて復旧し、昼前には全面復旧したそうですが。
(その一部とて、結構重要でしょ?的な機能ですけど)
何より、やらかした日が悪い。
20日の金曜日に。
ただでさえ、五十日と週末が重なり色んな意味で支払や締めなどが多い日に、こんなことをやからしてしまうとは。
個人ならばまだしも、法人系は窓口では無いと出来ない事が多いのに、このタイミングでやらかしてしまうのですから。
さすがにこれで不渡りなど取引者に不利な事象が発生してしまったらシャレにもならないでしょう。
そこはみずほ銀行が何らかのフォローはするでしょうけど。
せっかくスカイツリー何本立つんだろう?というカネを出して新勘定系システム(MINORI)をこさえたのに、またかい・・・となるでしょう。
みずほ銀行の口座を持つ特に法人系の顧客は。
これで、顧客が流出・・・かもしれませんが、地域によっては3メガバンクの中でみずほ銀行しか選択肢にないところもありますし。
とりあえず、多摩と千葉にあるデータセンターと東京・大手町の本店(あとみずほリサーチ&テクノロジーズ)は大騒ぎだったことでしょうね。
で夕方にはみずほ銀行及び親のみずほフィナンシャルグループの幹部が頭を垂れていました。
そして「庁」が呆れたように調査に入るんでしょうね。
それにつけても、「複雑に壊れた」ってどういうことだ?って。
担当していた富士通はどうやってその基盤を構築したんだろうなと。
「あそこ」だけにあーやっぱりと思う自分もいましたけどね。
これだけ続くと先がどうなるか全く分かりません、
そういえば、みずほ銀行の頭取交代も行われていなければ、「庁」こと金融庁の処分も出ていません。
おそらくまだまだ出てくると互いに思っているんでしょう。
もしかすると、まだ不発弾がMINORIに埋まってるんでは?と互いに思っているのでしょうか。
私自身、みずほ銀行に口座を置いてますけど、最近他行の口座に差し向けたりして、リスクヘッジをかけています。
信用はしてますけど、信頼はできなくなりつつあるものでして。