昨日は今年初めの受診でした。

 

ちょうど一年前は、抗がん剤の翌日になんとインフル発症で、

 

祈るような気持ちでまおを抱いて救急外来にいたことを思い出して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外来化学療法を続けている間の生活で必須だったのは、感染症予防。

 

 

 

特に命に関わるものとして、

 

インフルエンザ、麻疹、水痘の3つは特に注意するよう強く言われてました。

 

 

 

 

昨年の年明けも10日過ぎたころ、

 

園にも誰も感染が出てないことを確認してようやく3時間だけ行けて喜んでいた

 

その日の午後、何と同じクラスでインフル発症とのお知らせが!

 

あれだけ気をつけていたのに、

 

何というタイミング笑い泣き

 

 

 

 

翌日は治療で、接触の可能性で主治医にも相談したけど、少しの時間だし多分大丈夫だよと。

 

 

予定通り抗がん剤も入って、でも内心ドキドキ…

 

そして24時間後、いきなり40℃あせる





このまま重症化せず治りますように…

今までも感染症には強かったまおの力を信じてはいたけれど、

すごく不安だったことを覚えている。



免疫が低かったから、少しの接触でも感染はしたけれど、

結局症状も軽く、翌日には元気も出て本当に安心したな。

 

 

 

一年前は、まだ時々は熱が出たり、本人が元気でも幼稚園で病気が出ると行けないのもあって、写真も家で遊ぶパジャマ姿ばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今年度はぐんと、熱を出すことも、体調を崩すことも減って

 

写真も見返すと 外で遊んでいる姿がいっぱいで✨

感無量!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嬉しさと同時に、ぐっと感謝が湧いてきたのは、

 

 

あの時、誰も責めないで見守ってくれたこと!!

 

 

 

 

 

 

外に出れば感染のリスクは高まる。


でも、外の世界の経験には、それ以上に元気になれる力があると信じて

幼稚園や、自然の中での遊びにチャレンジしていました。





行く?やめる?どうするどうする?
いつもドキドキ悩みながら選択して。

 

 

 

 

 

でも、インフルに罹った時に、高熱でぐったりしているまおの体を抱きながら、


あの時行く選択をしなければと自らを責める気持ちもありました。

 

 

 

辛そうにしている姿は何度見ても胸が痛みます。

 

 

 

 

それから、しばらくのお休みを経て再び通えるようになり、
コロナ禍でもほぼ毎日外には出られる今。

 

 

 

 

もしあの時に、

 

「また感染するかも知れないのに出て大丈夫なの?」や、

 

「それで何かあったらどうするの?」など、

 

 

 

 

もし心配の声をかけられていたら…

 

 

もし咎められることがあったとしたら…






今のように元気に思う存分外で遊んだり、

幼稚園でお友達と過ごさせてあげられる今は

なかったかも知れません。

 

 


だから、あの時相談していた家族や友達、幼稚園の先生達が、

親子の選択を信じ見守ってくれたことは、本当に感謝しかありません。

 

それはそれは心配をかけたろうと思うのに、言わないでいてくれた。

すごいことだよなぁ。涙

 

 


 

ブログやSNSで見守ってくださった方々も同じ。

見守ってもらえることがどれだけ力になっていたことか!
 

ありがとうございました。

 

 

 

 

一年経って、インフルの心配はほぼ無くなりましたが、

社会はあの時とは違った緊張感に包まれています。


いわゆるハイリスク者の家族として日々考えます。

 

 

 

身を守り、人へ広げない為に出来る最善はもちろん尽くします。

 

その上で、いっぱい共に考えながら、可能な経験はこれからもさせてあげたい。


みんな違うから、同じ意見にはならない。交わすのも大事。

 

その上で、その時には理解できない選択があったとしても

一人一人の選択が尊重される社会であることを強く願います。

 

 

 

 

 

言葉は難しいし、語彙力がない自分の言葉で傷つけることもきっとある。

 

だからこそ、大切に思いを言葉に紡いで伝えていけたらと思います。

 

 

今日も選択している方々へ、エールを送ります。

 

明日もあなたのやりたいが叶う1日になりますように✨