おねがい 12月11日
まおとくんにあいたい
まおくんにあいたいまおくんげんきになってね。
みんなげんきであそぼうね。
まおくんのためにいっぱいべんきょうしています。
ぜったいげんきになってね。
もっと白血球ふえてはたらいてね。
ひっしにはたらいてくれてありがとう。
はたらくさいぼうありがとう。
まおくんのさいきんなくなれ
ぜったいに。なる。
さいきんのやろうまおくんのからだからきえろ
白血球ありがとう
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当時2年生だったきょうだいが書いたノート。
(本人の許可を得て載せました。)
退院してしばらくして、
ゴミ箱に入っていたクシャクシャのノートに
これを見つけた時は泣けました。
もう本人は覚えていないのですが、
クリスマスの手紙の時期で、
サンタさんか、神様かに願いを書いたのかな、と。
コロナ禍ではなかった当時でも、
きょうだいは病院に入れなかったし、
また自宅も近くなかったため
免疫が回復、且つ休日のタイミングにしか
弟に会えなかった。
まだ一人で眠れずに
夜も泣いて電話をかけてきてた子が、
弟に会いたい一心で書いた
真っ直ぐで切実な願い。
今日も頑張っている子たち、きょうだいさん。
きょうだいさん達を支える周りの方々。
会いたくても会えない思いを抱える方々。
早く会いたい人に会えますように。
愛する人と触れ合えますように。
心から祈っています。
病院関係者の皆様、
難しい状況の中でも会える方法を
多様に検討してくださりありがとうございます。
「きょうだい」さんとは
病気や障がいのある兄弟姉妹を持つ人の総称です。