①からの続き

 

 

ちょっとした怪我が治りにくかったり、

謎の結膜浮腫や皮膚トラブルはあるものの、

 

本人はめいっぱい元気に遊んで過ごすことができて

3日間が終了。

 

 

 

 

 

緊張の病院へ。



血液データは、どんどんリンパ球は上がってるのに、

未だ好中球は200のまま。

 

 

 

 

そのまま入院、骨髄検査へ。


まおは、久しぶりで少し心配そうにしながらも頑張りました。

 

 

 

 

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安静が終わる頃、先生が急いで部屋に伝えに来てくれて。

 

 

 

 


悪性の細胞は見られなかったという結果に、

 


ようやく、力が抜けて深く息が出来ました。

 

 

 

 

 

ただ、骨髄中に成熟した好中球はほぼ0で、

この原因も分からないのだと。
(原因となる感染は見受けられなく、自己抗体の可能性も示唆。)




好中球を上げるための薬を使ってもらい、

その日に帰宅することができました。

 

 

 

 

引き続きの経過観察の後、

先週の結果で、ようやく自力で正常値に戻り、
遺伝子検査の結果からも、再発は否定されて、

現時点での治療は不要となりました。






良かった。本当に良かった。

 






また、帰って家族で一緒に笑い合える。

 

 

幸せすぎるなんでもない日常に戻れる。











3ヶ月後には、これまでの治療の評価をするための

検査入院。
ここで寛解となり、あと3年後まで再発がなければ、

や治癒となります。

 

 

 

 


白血病治療は日々進歩し、新しい治療法で退院できた子もいて皆で喜んでいて。

 

 

まおのキーは、中枢神経浸潤。

髄液、そして髄膜にも播種したがん細胞は、

髄液の流れを止め、水頭症となって発覚した。

CNS3の中でも稀なケース。

 


期待を込めて、近年のCNS治療の進歩を主治医に問うと、
『それが難しい現状に変わりはないです、

残念ながら。』と答えが返ってきた。
 

 

 

 

そっか〜。

 

 




 

今の最善を選び、一段ずつ地道に終えていく。

 


そして、してきた選択に覚悟と責任を持って、

共に歩む人生は、終わらないんだ。

 

 

 

 

生きているからこそ、味わえること。

 

 

 

 

がんと共に生きる。まおの3年目が始まりました。

 

 

 

 

全部ひっくるめて、大丈夫。

いつも愛おしい命達に教わりながら、歩んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

私たち家族に思いを寄せてくださる皆様、

 

いつも本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 いつもドタバタの私たちですが、

 


これからもどうぞ暖かく見守っていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるぐる、アップダウンの母の心の動き。

 

それでも誰かの力になったらと願い、

 

 

拙いながらも、今後も綴っていきます。