当時の勤務先は、地域がん拠点の国立病院
たくさんの方の人生に触れさせてもらう中で、
緩和医療を学ぶ経験を得ました
この時の経験
ぼんやりと感覚的に感じていたことが
核心になり 今へ大きく動き出した転機でした
病院内で医師も多く参加する臨床研究会がありました
そこで講演を務めたある医師は、
ホワイトボードに大きく波を描きながら、
驚くべきことを話し出しました。
『このように、人はどうやら
自分で人生を選び、生まれてきているようだ。
生まれるも、死ぬも自分が決めている。』と
衝撃でした!!
『やっぱり!? でも、
ここでそれ!言っていいことなんだ?!』
動揺して周りをキョロキョロしてしまったことを
覚えています
日々目の当たりにしてきた命の現場で、
もしかしたらと思っていた時でした
科学的根拠が全てのような 現代医療の前線で、
医師の口から聴けた話に
深く納得し、安心しました
医師が適切に診断し、最善の医療を施していても、
意識がなく、体を動かし意思表示が出来なくても、
"その人が死の瞬間まで決めている"
そうとしか思えなかったのです。
心臓が止まっても、電話の声で鼓動を戻し、
家族を待ち 感謝を告げるように別れた方
24時間家族が付き添っていたのに、
ほんの数分離れた時に、静かに逝かれた方
沢山の方の生き様を見せてもらう中で、
本当に自分で人生を選んでいるのだとしたら、
病気でも、なんでも
経験する全てに きっと何かしらの意味がある
その人が決めた人生を 全うするために、
身体、肉体だけ を見ていても 、
内にある本質は見えてこない
心だけ、感情や思考だけ大事にしても、
ないがしろにされた体はサインを出し始める
魂ばかり意識し、目の前の今を見ないと
身体でも心でも、サインを感じられなくなる
身体、心、魂 すべて繋がって命が在る
どこかに偏るでもなく、
全てを大切にみれるように
ホリスティック医療やコーチングなどを
学び始めました。
出産、子育て、
緩和ケア、在宅看護の経験を経て、
ハワイ、フラと出会います
ご縁が思ってもみなかった 場所へ
ベースにある思いは、ずっと同じ
③へ続きます