去年の七夕は、実家の愛猫たっちゃんの葬儀
まおくんがたっちゃんの声を聴き取って、
命を看取ったあの日からもう1年たったんだ
あの日の覚悟
“ 命が、その命を生き切る瞬間
側に居させてもらうものとして、
その命を心の底から信じる覚悟と、
肉体が訴える声を感じ取る感覚を
研ぎ澄ませていたい ”
たっちゃんがまおくんを通じてくれたメッセージ
あの時は、まだまおくんの病気も、
わかっていなかった時
今あの時を振り返っても、その後も
ずっと見守り応援してくれていると実感します
ありがとう、たっちゃん!
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2018.7.7
妹が小学生の時に拾ってきた子猫のたっちゃん
狭い下水溝に閉じ込められてたショックからか、
口をパクパクするのだけれど
しばらくは鳴くことができなくて
家族みんなで心配してたけど
元気になったら、
ニャーニャー鳴いて
元気に走り回って、壁や窓に飛びついて、
とってもやんちゃになった
よかったね!ってみんなで笑って
ブラッシングもお尻とんとんも大好きで、
家族にいつもスリスリおねだりしてた。
私たちが赤ちゃんを連れて
帰ってくるようになってからは、
こどもにひっぱられても、バシバシされても、
絶対噛んだりすることは無くて
おじいちゃん猫になるほど、
穏やかにこどもたちを見守ってくれていた。
長年ずっと家族に寄り添ってくれた、たっちゃん。
痙攣発作が起きるようになってから1年、
お別れが近づいているのを家族で見守っていた。
発作のたびに動けなくなり、
繰り返し起こる激しい発作に、
そばに居た母も父も辛かったと思う。
いよいよかと覚悟していた朝、
2歳のまおくんが突然、
『たっちゃんが助けてって言ってる!
助けて!助けてって!』
と言い出した。
私たちが何も伝えてないのに、
突然ばあばの家に行くと強い眼差しで訴える姿に
予定を変えて実家へ向かうことに。
その日たっちゃんは現世での命を終えました。
まおくんは 着くや否や、
耐えきれなかったように泣き出したけれど、
しばらく抱っこで落ち着いたら、
もう助けてって言ってないと言った。
息を引き取った後、
体を撫でながらお別れをしていると、
急に側でハッとしたような顔をして
『泣かないって!泣かないでって!泣かないって!』
『たっちゃん言ってるの』と
本当のたっちゃんの思いは
確認することはできないけれど、
家族を愛し、
家族に愛されて命を全うしたたっちゃんが
まおくんを通して
メッセージを伝えてくれたような気がしました
命が、その命を生き切る瞬間
側に居させてもらうものとして、
その命を心の底から信じる覚悟と、
肉体が訴える声を感じ取る感覚を研ぎ澄ませていたい
そう思っていたことを思い出し、
再確認させてもらいました
命と命として出逢えた奇跡に感謝しかないです
きっと軽くなり自由になった体で、
走り回っているよね
私たちも残りの命
思いっきり生きるからね!
たっちゃん、ありがとう