今回のまおくんの医療や生活を選ぶ上で、
私もとても悩みました。
自分のことじゃないから こそ。
2歳児に選べと、
言葉で 答えを求めるわけにもいかず、
なるべく、五感、六感までフル稼働させて、
まおくんが何を求めているのか、
何を選びたいのかを 問いかけ、
感じ取り、選んできました。
言葉にならない子どもでも、
意思表示が難しい場合でも、
相手が何を望んでいるのか
受取手が感じたいと意図し、感覚を研ぎ澄ませば
多くを感じ取れると思います。
まおくんの場合、
とてもわかりやすかったことの一つは
食 !
食べたい 食べたくない
今まで好きなものでも、一口でダメになるものもあれば、
何日も呆れるほどにそればかりを求める場合も。
こういう時、親としては
少しでも身体に良いものを食べてほしいと
望んでしまうもの。
『毎食、そればっかり!
それじゃあ身体の元気が出ないよ!』
とか言いたくなっちゃうところですが、
選ぶ基準は、まおくんの心も身体も喜ぶもの!
そして、私も笑顔で居られるもの!
なので、病気になる前は なるべく避けていた
加工品や、化学調味料の使われている物でも、
まおくんが望んで喜びになるものは、
ありがたく美味しく食べさせてもらっていました
焼き鳥やシラス、果物までも手に入るコンビニには
大大感謝でしたーーー涙
制限の多い病院で 、こだわり頑張るのは、
母も子も 笑顔で居られない
私の場合はそう感じたので、
出来ることをできる範囲で!
私の選びたいものを選べる範囲で!
例えば、調味料は 治療中の基準に反しない範囲で
近くで入るものの中で、
なるべく本物や、添加物が少ないものを
持ち込んで、できる範囲で調理していました。
お塩はぬちまーすを入れ替えて
このほかにも、フリーズドライの味噌や納豆も活躍
病院内で用意できるものにも限りがあったけれど、
それでも、工夫次第で
好きなものは大抵用意できました
鶏肉を望む時期は、
毎日、病院内のコンビニへ焼き鳥を求め 笑
スーパーに行ける機会があれば、
密封パックの鶏肉を買い、
ジップロックで漬け込み、レンジで蒸し鶏に!
朝昼ずっとラーメンを望むときも
買いに行けるときにオーガニックスーパーで
国産小麦のノンフライ麺だけ買っておいて、
作るときに 醤油、鶏がらスープ、塩、ごま油などで
自家製スープのラーメンに!
キッチンへ作りに行けないときも、
保温スープジャーがあれば、病室で
お湯を入れて混ぜるだけでOK
簡単に!簡単に!
治療中には びっくりするくらい
味覚が変わったようで、日々変化するものを
用意するのはなかなか大変ではありましたが、
ラーメンばかりが続いても、そのうち
またご飯とお味噌汁を望むようになったり
ちゃんと身体は必要なものを求めるし、
辛い治療中でも、
美味しい美味しいと喜んで食べれたものは
全て元気になるエネルギーになってくれました
衣食住、
遊びも、仕事も、
環境も、
この世界にある
全てのモノ、コトのおかげで
私たちは自分で選んでいける
それは不完全で、足りないものばかりに思えたら
それをサインに選び取りながら、
自分自身で望むものを創造していけるはず
今日も自分を信じて
目の前の人を信じて
世界を信じて 選んで行こう!