フタをあけてみれば、私にとっては、浅田真央ではじまり、浅田真央のエキシビションで終わった大会だった。
女子は総じて乱調。
ルール改正とジャッジ傾向に苦しめられてきた選手が多かった
からか、痛々しかった。
こんなフィギュアに誰がした?
しかしISUも利権に絡みまくった国も今は「過渡期」くらいにしか
考えていないだろう。
みんな、それぞれステキだった。
しかし、ジャンプの狂いが多すぎて点が出なかった。
特に、アシュリーとレイチェルはPCSがもっと出てもよさそうに思う!
男子は高橋大輔選手の圧勝。
ミスはあったものの、高いPCSは健在。
ジャッジも点をだしやすいんだろうな。
今年のアボットのプロは両方とても良かった。
SPのフラメンコは見事に新境地、FPは美しい彼のスケーティングに
ふさわしいような正統派で上品なプロ。
ところどころで小さいミスはあったが、すばらしかった。
音楽表現もよく出来ていた。
アボットが出てきたとたん、空気が変わった。
しかし、得点伸びず。
スケーティングスキル、なぜ伸びないのだ??
羽生選手、無良選手ともによくやったと思う。
羽生選手はシニアデビュー戦でいきなり四回転を決め、また
プログラムもとてもステキなものだった。
ほんと、今後が楽しみ!
無良選手は四回転をあれだけ決められるようになったのだから
あとのジャンプをまとめられるようになれば、上位にいくことが
できるようになるだろう。その力があると思う。
そして真央選手。
ジャンプがほぼ全滅だったからこそ?他のエレメンツのすばらしさが
際立って見えた。
そして、とても美しかった。
希望を持ち続けながらも苦しみ悩んでいる人間の静謐な美というのか・・・
今年のワールドのフリー直後のやりきった!という表情も美しかった
けれど、うまくいかなかった今回も美しい。
衣装も今回の薄いパープルのものが歴代で一番いいと思う!!
彼女のたおやかで、それでいて凛とした美しさにとても似合っていた。
いつからあんなに大人になったのだろう。
ワールド2回、オリンピック銀メダルをとった実績のある選手が
得点源であるジャンプをすべて見直すということが、どれだけ勇気と
決意のいるものなのか、アスリートではない私に理解できるべくも
ないが、その心意気に泣けてしまう。
本物のアスリートというものをまざまざと見せ付けてくれてる。
こんな状態で試合に出るべきじゃない、という意見もあるようだが
彼女は十分スケート界、スポーツ界に貢献してきているし、好きな
ようにやってくれたらいいのではないかと思う。
もしかして連盟とかスポンサーの関係で、休みたくても休めないのかも
しれないが・・・。
はやく光が見えますように!!