2024年4月24日。

はいたい、こんばんはー

いつもありがとうございますほっこり




月末の旅行の細かな予定決めなどでなんだか落ち着きません汗

旅行から戻ったらゆっくり沖縄での話を書きたいと思いますが、今日は少し前に誕生日を迎えた兄の話を書きますね~



私には2歳上の兄と3歳下の弟がいます。

弟とは最近やっと電話なら少しだけ話せるようになりましたが15年近く避けられていました泣き笑い……という話はちょくちょくブログに書いておりますが、兄との仲は悪くないです。



悪くはないですが交流もほぼないです指差し

兄は漫画や小説に出てきてもおかしくないくらい強烈なゴーイングマイウェイ人間です。

でもこわい人でもやっかいな人でもないですよ。

ただ、他人に興味がなくて交流ゼロでも平気なタイプというだけです。



そんな兄を見ていると

『幸せってなんだろうな~』

と思うのです。






とりあえず

前回の話はこちら→→→






幼少期の兄と私の関係はたぶんよくある感じで、いつも兄の後ろを妹の私がついていってました。



だけど私が小学生に上がった頃からは兄についていけなくなりました汗

なぜなら兄の興味がどんどんマニアックになっていったから驚き



兄は小学3年生くらいになるとコンピューターへの関心が強くなり、NHKの【マイコン入門(だったかな?)という番組を食い入るように観ては、大阪の日本橋という電気街へ1人で行って何時間も展示用コンピューターを使って遊ぶようになりました。

日本橋はなんばの近く、秋葉原みたいな街です




今思うと、男の子とはいえ小学3年生の子が1人で何時間も繁華街近くをウロウロしてるって危ない気がしますけど。
うちの親は兄には絶大なる信頼を寄せていたので、兄がやることには何も言いませんでした。
ただの放任とも言えますがうーん



兄は小5か6年生の頃にルービックキューブを6面揃える方法をノートに図解つきで書いて私や弟に教えてくれたり、自分のお金をコツコツ貯めて買ったマイコン(当時はパソコンではなくマイコンって言ってたような)で、独学の機械語(=マシンランゲージというものがあったような)を使って簡単なシューティングゲームを作ったり……


そんなところだけ見れば間違いなく天才くんでしたキラキラ


ですが文系の学問には全く興味を持たなかった兄は、国語や社会のテストではあまり良い点が取れなかったので普通の公立小中高では特に目立つようなこともなく過ごしました。


またうちは貧乏だったので兄弟みんな塾には行ったことが無かったのですが、兄は現役で関西の有名どころの私立大学に合格しました。


この頃はバブル期だったのでギリギリ私立大学に通えたのですが、兄は本当はお金のかからない国立大学を狙っていました。


ただ、塾も行っていないし積極的に先生や友達とコミュニケーションを取ることもしないし長男で親戚にもまだ大学受験をする年齢の子もおらず……


そんな何も情報が無い中、私立だけでも自力で合格したのはすごいなびっくりと思います。


そして黙々と大学に通い、バブル崩壊後だったけどまだ好景気の雰囲気が残っているうちに誰にも相談せず就職先を決めました。


父は小さいながらも自分の会社を持っていたので本当は兄に継いでもらいたかっただろうな……と思いますが、そこはゴーイングマイウェイな兄のこと、全く迷いもなく自分が好きなことができる会社に就職しました。



そして今、独身の兄は会社都合で東京・埼玉・神奈川・大阪・愛知などいろんなところに転勤や出向を命じられ、文句も言わずに約30年同じ会社に勤めています。


そしてなんと、管理職的な役職は断っているのだそうです驚き
兄としてはずっとパソコンを触ってシステム開発などに携わっていたいのだそうです。


お給料を上げてもらいたいとかそんな欲もなく、ただただ好きな仕事をしていたいと言うのです。


確かに大学時代の兄は、ご飯の途中でも数式やプログラムの案などを思いついたらすくっと立ち上がって自分の部屋へ行ってノートに書き出したりして、そうなるとご飯を食べることを忘れてしまうようなことが時々あったな……ぼけー



兄は世間一般の常識や慣習などには興味が無いようで、結婚したいとか子供が欲しいとかも無いそうです。


本当に清々しいほど我が道だけを行く人です。
そんな兄を見ていると、周りに影響を受けて結婚を焦っていた自分が恥ずかしい笑い泣き
自分にとっての幸せが何か、兄はずっとわかって生きてきたんだろうな~と思うとそういう生き方ってカッコいいなと思います。


最近はどんな人生でも個人の自由だという認識は広まっていますが、実際自由に生きている人ってまだ少ないですよねうーん


私もまだまだ世間の常識に縛られているところがあるので、これからの人生後半はもっと自由に自分のことをよく考えて生きていきたいなーなんて思います音譜





たまひよこヒヨコ

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