2023年10月2日。

はいたい、こんばんはー

いつもありがとうございますほっこり




ではさっそく本題に入ります。

私の想像なども加えた【作り話】だと思って、軽〜い気持ちで読んでくださいませ笑






とりあえず

前回の話はこちら→→→






E恵とF穂と3人で食事をしているところにE恵の彼氏がやってきました。



初めて会ったE恵の彼氏、E太さんは華奢で色が白くて目は二重で大きめなのにずっと伏し目がちで……

ぱっと見の印象はとても儚げな男性でした。



これには私もF穂もびっくりびっくり



それまでのE恵の好きなタイプは、屈強でスポーツ万能で色黒なワイルド系だったからです。



ですが彼を見るE恵の目はハートでキラキラドキドキ

彼を自分の隣に座らせると

「お腹空いてるでしょ?何が食べたい?」

と聞きながらメニュー表を広げ、彼が選んでいる間に

「これ、もう食べないよね?E太にあげていい?」

と、テーブルに残っていた注文済みの大皿料理を全部小皿に移し替えてE太さんの前に並べました。



しばらくすると

「食べたい物あった?」

と、E太さんのオーダーを聞き店員を呼んで新たに食事を注文するE恵。



注文が終わると私たちに向かって

「へへっ音譜E太でーすラブさっき仕事が終わったばかりで何も食べてないみたいだからここでご飯食べてもらうけどいいかな?」

とE恵がE太さんを紹介をして、E太さんは少し頭をペコリと下げただけですぐ

「これ食べちゃっていいの?」

と小皿に盛られた私たちの食べかけの料理を指さしました。



E恵は

「いーよ、いーよ。私たちもう結構食べたし!ね?」

と私たちの方を見ましたが、もうE太さんに会えた嬉しさがが隠しきれないといった感じでした。



この時の私は、E恵が喜んでE太さんの世話を焼くのは別にかまわないけど、もう28か29歳の大人が初対面の彼女の友人にきちんと挨拶もせず食事を始めたことが衝撃でアセアセ



思わずF穂の顔を見ると苦笑いのF穂と目が合いました。



E恵に彼ができるまでは私以上にE恵とつるんでいたF穂は、E太さんに対して

「お仕事は何されているの?会社は近く?」

「どの辺に住んでいるの?」

「E恵とはどんなふうに付き合うことになったの?」

などなど矢継ぎ早に質問しました。



E太さんは食事の手を止めるわけでもなく、F穂の顔も見ずに

「あ~……事務的な?仕事?かな?」

「会社も家もここから近いっちゃー近いですよ」

「出会いは……紹介っていうか、合コン?っていうか……」

とボソボソと答え、その都度E恵が

「ほら、ここの近くに◯◯病院ってあるでしょ、あそこで事務とかいろいろやってるの」

「出会いは前に話したじゃん!高校時代の友達が飲み会開いてくれたって」

と質問の答えを全力フォロー。


その上
「実はさ~。ちゃんと決まってから言おうと思ってたんだけど……」
と少し照れながら
「一緒に住もうかって話をしてるんだ〜おねがい
と同棲を考えていることを話し出しました。


同棲のことを告白したE恵はテンションMAXな感じで、何度もE太さんに向かって
「ねラブラブラブラブ
と話を振っていましたが、E太さんは優しい微笑みを浮かべるだけで話し始めることはなく、お箸だけはテキパキと動かし目の前のかなりの量の料理をどんどんさらえていきました。


『痩せているけどこんな風にパクパク食べてくれるところはE恵の好きな感じかもな〜』
と、私は掴みどころのないE太さんを好意的に分析しようとしていましたが……



その後新しく注文した品もほぼE太さん1人で平らげました。
そしてのんびりすることもなくE恵に
「じゃ、帰っていい?」
と聞きました。


その聞き方が……


ムカつく感じではなくって、下から可愛らしく聞く感じで……凝視


案の定E恵は嬉しそうに笑って
「いーよ、いーよ、明日も仕事で早起きだもんね、電話で起こすからゆっくり寝るのだよ!帰り道も気をつけてね、タクシーで帰る?」
と言いながらE太さんと一緒に立ち上がり
「私、お手洗いに行きがてらE太を送ってくるね!ごめんね、ちょっと待っててね」
とE太さんを連れてお店の外まで出て行きました。


私とF穂は
「E太さん、今日はありがとうねー」
「明日もお仕事頑張ってねー」
などと声をかけましたが、E太さんは目線を少し外しながら微笑んでペコっと頭を下げただけで行ってしまいました真顔



残された私とF穂はしばし無言で見つめ合い、その後
「ちょ……。大丈夫かな」
「やっぱおかしいよね」
「挨拶もお礼も無しだよ汗
「もう30近くの社会人だよね?」
「E恵は可愛くて仕方がないのかな……?」
と、E太さんに対しての不安を口にしました。
失礼なんだけど、当時の素直な気持ちでした汗






たまひよこヒヨコ

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