「和歌山新春家族旅行」これまでのお話はこちら
さてさて 旅の2日目は 今回の和歌山一泊旅行の メインイベント、熊野古道ウォーキングです。
熊野古道とは 熊野三山への いにしえの参拝道。
世界文化遺産に登録されてから 脚光を浴び、日本だけでなく 世界中から スピリチュアルなパワーをを求めて 人々が集まってきています。
熊野古道には 7つの道があります。
私達はその中の「中辺路」というルートの一部を歩くことに・・・
この中辺路ルートも 長い長い道なのだけど、観光客用のハイキングコースとして、1時間コースと3時間コースがあるのです。
何事も欲張りな私は 3時間コースを希望したけど、その後の時間や体力的なことも含めて 主人に却下され、まず今回は1時間コースを歩くことに・・・
旅館の前から 散策の出発地点である「伏拝王子」という地点まで 「富士屋」の送迎バスで送ってもらいました。
そして 「伏拝王子」地点に到着。いよいよ 熊野古道歩きの スタートです。
それにしても この地点からの景色は 絶景!空気も澄んでいて 気持ちいい~
気持ちいい空気をいっぱい吸い込みながら あらゆる角度から 絶景の景色を カメラで撮影していたら、地元のおじさまが声をかけてきてくださった。
そのおじさまのお宅は この景色のど真ん中になる 左端に映っているこのお宅。
この茶畑も このおじさまの所有する土地なのだそう~。すご~い!
いろいろ お話していると、私達の家族写真を撮ってくださるというので、4人での集合写真を撮っていただきました~。
その後は おじさまも 一緒に加わって、交互に楽しく写真撮影~!
このおじさまのお宅は とにかく 絶好の場所に立つお宅で、数年前、NHKの連続ドラマ「ほんまもん」という番組のロケ地に使われたお宅なのだそう。
監督が この辺りを 散策して、「ここだ~!」と思ったらしく、このおじさまに 交渉をして、ロケ地に使われることになったとのこと。
おじさまもなぜか 私達家族のことを 気に入ってくださったようで、お宅の敷地の中まで 入らせてくださったり、茶畑の中も見学させていただいたり、「星の井戸」という美味しい井戸水も飲ませていただいたりしました。
大きな みかんの木が どーんと 立っています。
そして、その後も おじさまとの交流は続きます。
お宅の敷地内に入って、絶景を 見せていただきながら、熊野古道にまつわるお話をたくさん聞かせていただいたり、「ほんまもん」の撮影秘話を おもしろおかしく 話してくださったり・・・
古道を進んでいくと、ウラジロが群生しているところがあって、そこならではの 山遊びを教えてくださった。
ウラジロを使って、紙飛行機ならぬウラジロ飛行機飛ばし。
こらが なかなかのもの。結構 遠くまで 飛んでいくので おもしろいんです。
一生懸命 ジョークを交えながら、遊び方を教えてくださいました。
そして、教わった子供たちも ためしに飛ばしてみると・・・
ビューンって飛んでいきました~。楽しい~!
なんと、ここは まだスタート地点だというのに、ここで、すでに 1時間 経ってしまっていました~。でも、とっても楽しい時間だったので、むしろラッキー!
ここらで おじさまとも お別れです。
お礼を言って「さよなら~」と言うと、「サヨナラという言葉はは嫌いじゃ~」とおじさまが言うので
「それじゃあ また~!」と言いなおして、手を振ってお別れしました~。
とっても 素敵な出会いでした~。
その後も 古道歩きを ゆっくり 楽しみました~。
途中には こんなところも・・・
の~んびり、歩きながら 昔の人たちが この道を ぞろぞろと 歩いている姿を想像してみたり、
その当時の人たちは 歩きながら どんなことを 考えていたんだろうなぁ~、って思いをはせてみたり・・・。
途中で 「ちょっと寄り道」という看板が・・・
その看板の書いてある方へ ちょっと寄り道してみた。
古道の中は ずっと山の中で 薄暗い道が 続いていたんだけど、そこを上がっていくと、空が・・・
見晴台からは ずっと遠くにある 熊野本宮の大鳥居も見えています。
歩くこと、約1時間。
いよいよ古道歩きも終盤。
竹林の中を それぞれの歩幅で 歩いていきました。
ほ~んとに 澄んだ空気をいっぱい吸い込みながらの ウォーキング。
気持ちよかった~。ここ熊野古道は 自然のエネルギーとスピリチュアルなパワーにあふれてました~。
次は ぜひとも、もう少し足をのばして、発心門王子の地点からの3時間コースにチャレンジしてみたいと思います。
また オジサマにも お会いしたいし・・・。
熊野古道についての詳しい情報はこちらをクリック→☆☆☆
さて いよいよ 次は熊野本宮でのお話。
「和歌山新春家族旅行」も最終章となります。