寝坊してネルソンのBBHを出発したのが7時半。
ネルソンマーケットで買ったオーガニックの初物リンゴ。小ぶりで食べやすいし、味が濃くて美味しかった。
おー山だ。
そして急に植生が変わった。
マヌカの木を中心とした、明るい林に出たなーと思いながらカーブを曲がると、Windy Point という地点に出て、突然高山の趣きに！
さっきまで2mくらいあったマヌカが、一瞬で低木化した。
ハットまであと1時間半！
森の中を抜けて、
風を感じて、
おや、なんか賑やかだぞ。
しかもバスの乗り場がわからない。
１本逃して人に聞いて、やっと8時10分のバスに乗った。
小さなバスに乗客は私１人。
10分後、Brook Street の終点のホリデーパーク前で降ろしてもらう。
そこから少し戻った所に見えていた、Dun Mountain Trail の入口から登り始めて５分、何と倒木で道が閉鎖されていた。
仕方なくホリデーパークに戻り、その奥にあるWaimarama Sanctuary とかいう施設をのぞくと、職員さんが Rocks Hut かい？このフェンス沿いに登るとトレイルに合流するよ。
と親切に教えてくれた。
気をとり直して出発。
何の趣きもないフェンス沿いに登る。
しばらくすると、MTBトレイルに合流した。
それからは広くてなだらかで、歩きやすい森の道。気持ちいい。
時折チャリの人がやってくる。
向こうから登山者が降りて来た。
Rocks Hut から来たの？と聞くと、その通り。
昨日の雨で、２泊したんだけど、チョー良かったよ。と笑顔で言われ、気分があがる。
途中に立派な休憩用シェルターがあったので、早めのお昼にする。
ネルソンマーケットで買ったオーガニックの初物リンゴ。小ぶりで食べやすいし、味が濃くて美味しかった。
こんな手軽なサイズ、日本でも売って欲しいな。
眺望のある箇所に出た。
おー山だ。
向こうの真ん中、ピヨんとつまんだみたいに尖った山があるのが気になる。
そこから少し先、道は岩が削ってある間を通る。
そして急に植生が変わった。
マヌカの木を中心とした、明るい林に出たなーと思いながらカーブを曲がると、Windy Point という地点に出て、突然高山の趣きに！
さっきまで2mくらいあったマヌカが、一瞬で低木化した。
ネルソン市内から登ってわずか数時間、海抜0mからの急激な変貌、不思議な感じがする。
自転車だと、あっという間にその変化を感じられるわけだ。
素敵なトレイルだね。
そのトレイルの最高地点、Copper Saddle でMTBコースとお別れし、分岐をDun Saddle に向かって登る。
ここから急な登りとなった。
森の中を抜けて、
風を感じて、
そして到着。のんびり歩いて6時間。
おや、なんか賑やかだぞ。
昨日の雨で停滞していたTA Walker が一斉に動いたね。
天候のいい今、一番のTAラッシュかも知れない。
定員16名の大型ハットも満員だ。
みんなにハローと迎えられて、いい雰囲気。知らないカップルハイカーがいっぱいいて、アツアツなのでちょっと気まずい。
奥の方に知ってる声、クラウディオ君が女子に囲まれて調子良く喋ってる。
あんた、まだこんな所ですかい。
少しして、郵便局に寄ってから出発したイスラエルさんも到着。
中で喋ってたら、元気な女の子が入って来た。なんとクレアではないか。
久々の再会にも、ハーイの一言で終わり、彼女らしい。
その後、若者グループが押し寄せるわ、女の子グループは来るわ、一体何人いるのか把握不能になり、後から来た人達はみなドヤドヤとキャンプサイトへ移動。
もう来ないだろうと思っていた夕食後、マウンテンバイク軍団が6人やって来た。
お尻周りドロドロだ。
どこから来なさったんですか？
彼らはテントを持っていなかったので、何人かが彼らに場所を譲ってキャンプサイトへ向かい、彼らは余ったマットレスを床に敷いて場所を確保。
てんやわんやハットの一夜だった。
このハット、水洗トイレだった。
確かにチョーいいハットだよ。
定員オーバーじゃなきゃね。
現在1,839km地点