ローンを借り換える時は、担保が再評価されることになります。


担保評価というのは、金融機関がローンの融資または借り換えをする際にされるものです。


不動産の評価額を出すには、公表されている地価や、立地などがその根拠になります。現在、土地や建物を売却した時にどのくらいのお金になるのかを見極めるというものです。


ローンの借り換えでは、担保の評価額がとても大事になります。どのくらいの価値がある担保を使うかで、限度額や金利が決定します。時には担保割れという状況が起きています。


担保として使うことが難しいくらい、不動産の価値が下落している時です。


融資してもらえる金額も少なくなってしまいローンの借り換えが難しくなるわけです。


経済情勢の影響もあり、地価が下がり続けているところも少なくありません。地価が下がれば、それにつられて担保評価額も下がります。ローンの借り換えが困難な場合もあります。


貸付上限額を担保評価額の200%までにするという形で、借り換えをしやすくしている金融機関もあります。担保割れが続いている中で、対応をとる金融機関は多いようです。


担保割れが起きているローンの借り換えを行う場合、融資を行う側も返済不能リスクを抱え込むことになります。


もしも担保割れしているローンの借り換えをするのであれば、審査のハードルが高く設定されていたりします。