ひっそりとたたずむギャルリ『百草』
前から行きたかった場所。『ギャルリ百草』
地元の人しか通らないんじゃないか、
本当にその場所にたどりつけるのかと心細くなるような道。
そんな山間の細~い道を抜けると
突然、黒い板壁の建物が現れます。
そこだけ一瞬時間がとまってしまったかのような、
そんな錯覚におそわれます。
それでも、やはり有名なだけあって、
こんなに心細い場所なのに、
駐車場にはけっこう車が止まっていました。
建物の中は時間が止まっていました。
本当にそう思えるのです。
ちょうど、古い道具展が開催されていて、
展示されている道具の中には
実家のどこかで見たことがあるような
今でもどこかに眠っていそうなものたちが
行儀よく並べられていました。
開け放った窓からどこからともなく漂うやさしい香り。
芳香剤なんかじゃなく
本当の「きんもくせい」の香りでした。
庭ではもう紅葉がはじまっていました。






