DANGAN30(2011.05.10) | ボクマニ

ボクマニ

ボクシング観戦大好き (≧∇≦)b
 はじめの一歩を読んでいるとシアワセ (´∇`)
 …な管理人の日記です



ちょっと前までフィギュアスケートをやってましたが、その時に選手プロフィールの中で

「SB」

てのが出てくるんだけど、何度見ても


「スーパーバンタム」

て思っちゃうんですよね。


ホントはシーズンベスト、らしいです。



今日のお目当ては、


梅津 VS 竹内


1年前のリベンジマッチです!!

ふたりの試合は、ここ1年見てきているので、どちらを応援するのか…!!

ムムム…というところですが…


やっぱり思い入れも多い梅津選手で!!



そして今回は「負傷」が関わる試合ばかりでした。

それがもとで早く終わったり、ストップがかかるかとハラハラしたり…



あと、ホールの入口で「復興支援Tシャツ」を販売していましたので購入しました。

かっこいいデザインです。この記事の最後に写真を載せておきます。



観戦記中は、選手の敬称を省略させて頂きます


バンタム級4回戦 紙谷真人 VS 宮坂航


紙谷真人(八王子中屋)…デビュー 20歳

宮坂航(角海老宝石)…デビュー 21歳


※すみません。遅刻しまして、この試合が負傷判定だったという情報だけになります。


4R、紙谷選手がヒットカットによるストップで、勝利。



バンタム級4回戦 住友将吾 VS 岸健次



住友将吾(RK) …1戦1敗 23歳
ボクマニ-住友将吾

岸健次(小熊)…1戦1敗 31歳

ボクマニ-岸健次


席に座ってカメラをセットして、とりあえず写真を取り始めているうちに、あっという間の試合展開。


岸が、ちょっとナックルの内側で打っている感じ…に見える。

住友の攻撃に岸が後退した…と思ったら、右ストレートが入って、岸ダウン。


そのままレフェリーストップ。

1R、住友選手の勝利!!



ライトフライ級6回戦 山口隼人 VS 加藤研二


山口隼人(TEAM 10COUNT)…8戦6勝2敗 21歳
ボクマニ-山口隼人

加藤研二(野口)…11戦4勝(1KO)6敗1分 24歳
ボクマニ-加藤研二

今更ですが、TEAM10COUNTの会長の鳥海氏は元ワタナベジムのボクサーなんですよね。

前にワタナベジムに行った時に歴代チャンピオンの写真があるのを見て、気づきました。


新人王戦で見ていましたが山口選手、バネありそうだしハンドスピード凄いし、だけど圧倒的勝利というより辛勝が多くて、試合中はずっとセコンド陣からの気合が伝わってくるし、勝つかどうかドキドキで見ています。




山口、ラウンド開始からバタつき気味な手足の動きになってしまい、セコンドからも「力抜こう!」と声が掛かる。


加藤が山口の打ち終わり、ガードが空いた横顔に打ちこむ!

山口も、素早いコンビネーションを繰り出したが、後手の印象。でも、ラウンド終わりにカウンターとなったワンツーを決めた!!


2・3R、山口が外側を回り、攻撃の糸口を探しているよう。しかし、前に進んだ時にジャブを入れられたりガードの空いたボディを打たれる。接近戦での手数は加藤が上か。


それでも山口、勘の良さを感じるカウンターを良く決めた!!


だが、接近戦や出鼻を打たれたからか、山口の顔が赤くなってきた。


後半、山口のクリンチ回数が増えてきて苦しそう。

そんな中、バン!と響くボディを打ち込んだ山口。

加藤は余力があるのか、手数が劣らず攻め込み続ける。


カウンターが終始冴えた山口、しかし加藤は打たれ強く、それでグラつくことはなかった。


対して疲れが見えてきた山口は頭の振りが遅れて、パンチを浴びてしまう。

振り払うかのように、気合を入れ直して、ハンドスピードを生かしてのコンビネーション!!


ラストラウンド、最後の力を出し切るかのように細かく接近戦で打ち込む山口。

ゴングとともにコーナーに戻りながら、山口、首をかしげる…


腫れあがった顔と傷が痛々しい…


58-57 59-56×2  山口選手の勝利!!


ラストラウンドの二人の消耗度が違ったので、山口選手の判定勝ちはきびしいかと思いましたが、カウンターなどの技術面が評価されたのでしょうね。おめでとうございます!



スーパーバンタム級8回戦 中嶋孝文 VS 工藤洋平


中嶋孝文(ドリーム)…22戦16勝(6KO)5敗1分 26歳
ボクマニ-中嶋孝文

工藤洋平(角海老宝石)…11戦7勝(4KO)3敗1分 29歳

ボクマニ-工藤洋平


中島が飛び込むようなロングストレートを放ち、顔面・ボディと入れる。

工藤がカウンターを合わせることもあるが、中島のヒットが決まる方が多い。


しかし2R、工藤がカウンターにアッパーを決め、そこからは距離を詰めた感じになっていき、また離れたところで、中嶋の左フックがきれいに入って工藤ダウン。

カウントせずのTKO。


2R、中嶋選手のTKO勝利!!




フェザー級8回戦 名護明彦 VS 古家充


名護明彦(全日本パブリック)…37戦30勝(15KO)6敗1分 34歳
ボクマニ-名護明彦

古家充(吉祥寺鉄拳8)…16戦8勝(2KO)8敗 24歳

ボクマニ-古家充


名護が高い構えにガッチリ力強い打ちこみ。

古谷は正面から飛び込むが、名護がパワーと迫力で圧倒。


2R、バッティングがあり名護の右目上に、ドクターチェックが入る。

時間がかかっているなと思ったら、さほど出血はなかったものの傷は深かったよう。


そのまま終了となった。

規定ラウンドの前半で偶然のバッティングによる負傷終了のため、ドロー



フェザー級8回戦 梅津宏治 VS 竹内佑典

いつもいつも、記事の文字打ちよりも悩む写真チョイス。

ピントの合っている正面顔がベストなんですが、どれがいいか迷いつつ、優先順位は


よりイケメンに写っている > ピント > 角度 > ロープとのかぶりが少ない


です。


で、今回の大佐のお写真は、キリッ系でなくて、穏やかなこちらにしました。

試合前のプレゼント贈呈の時に撮ったものです。


梅津宏治(ワタナベ)…30戦16勝(7KO)11敗3分 34歳
ボクマニ-梅津宏治



そして、竹内選手のは、流し眼風。。。


竹内佑典(JB SPORTS)…19戦12勝(2KO)7敗 25歳
ボクマニ-竹内佑典

今回のセコンドにも、森川先生の姿がありました。




スタートからフック系で仕掛けたのは竹内!

梅津、ガードして小さく打ち返す。


梅津のダッキングの上に竹内のパンチが被るので、後頭部に当たるのではとヒヤヒヤ。

接近戦にせず距離を取りたいのか、竹内、後退しきれない時にグローブで押してしまい注意を受ける。


梅津、低くボディをよく決めた!

竹内は、顔面を狙ってヒットさせるが、梅津の返しの手数が勝っているかと思う。


2R、竹内が低く入ってきた所に、梅津が右ストレートを打ちおろすように入れて、竹内ダウン!


竹内は低く入ったところを何度か狙われ、正面で迎え撃ってのカウンターに切替え。

数度決めたが、梅津がブロックしながら入ってくると、ガードの上から叩くことに。


竹内がよく決めたのが、まっすぐというより、横に膨らむように伸びるジャブ。


5R、竹内が細かく、どんどん打ってくる。

梅津がガードしつつ距離を置きながら、アッパーで迎え撃つ。


と、バッティングで、梅津にドクターチェックが入る。

打ったのは、額ではなく頭部のよう。


チェックに時間がかかっていると思ったら…

ここでストップのコール。


試合後半のストップで、偶然のバッティングによるカットなので、ここまでのポイントが集計される。


2Rにダウンを取っているし、その後も一方的に攻められた訳じゃないので、大丈夫・大丈夫…

梅津選手、勝っているよね。


ところが…

48-48 えっ!! 同点がいるの?!


ざわつく場内。


48-47×2  …梅津!!


あぁ~…と、安堵の梅津応援団。


ぎ・ギリギリだぁ…


試合後に挨拶を交わす二人。

梅津選手、痛そうです。

竹内選手は、沈んだ表情でした。


ボクマニ-梅津vs竹内

実は、梅津選手の体調は、この日サイアクだったそうで。

いつもより静かに入場、そして退場も早かったのは、そういうワケだったのですね。

(もちろん、入場時は梅津応援団が「ジーク・ジオン」コールをして、もりあげていましたよ!!)


頭部のカットでストップは、私は初めて見ました。

本当に痛そうでした。体調の回復とともに、お体を大事にされてください。


スーパーバンタム級8回戦 前之園啓史 VS 長井祐太


前之園啓史(石丸)…17戦13勝(5KO)2敗2分 26歳

ボクマニ-前之園啓史

長井祐太(勝又)…33戦25勝(16KO)5敗3分 29歳

ボクマニ-長井祐太


このお二人、私はほぼ初めての観戦なんですが、(前之園選手、前回見た時は2R負傷ドロー)


ちょっと、ちらっと、なんですが、似ているんですよねぇ。


長井選手イケメンなんですが、その後ろ姿・髪型と背中の感じが、福原力也選手に似ているな…と。

そして前之園選手は、顔の小ささと左の動きが、内山高志選手に似ているな…と。


や…あくまでも、ちょっとした瞬間に思っただけなんですけどね。

(長井選手の背中の写真を撮れば良かったなぁ。)



長井が内から細かく打ち込み、前之園は立ち姿勢を崩さず、距離を取りながらジャブを鋭く突く。


長井がやや下から上へ回す様な左フックが入り、前之園ダウン。

再開後、長井のフックの応酬でロープ際に追い込まれたが、残り時間もさほどなかったこともあり、前之園、ガードでしのいでゴング。


前之園の多彩な手数を長井、体を振ってよけるが、まれに被弾。

ラウンドも中盤になるとジャブに打たれ、アッパーを入れられてふらつく長井。

きっと前を見据えて構えるも、簡単にジャブをもらってしまい、長井、首をかしげながら後退。


長井、距離を詰め直して打ちから突き上げるが、前之園に外からフックを入れられて突き放される。


序盤のダウンも、中盤のこの流れでポイントは巻き返した前之園。


終始、左とフックで距離を支配。

立て続けに決めるジャブにストップがかかるかと思われるラッシュもあった。


ところが終盤の7R、ヒッティングで前之園左目上をカット。

大きく切ったようで、かなりの出血。前之園、傷をかばいたいのか顔を伏せがちに。

二人のグローブのテーピングが真っ赤に染まる。


かなりの出血で、8Rも開始早々から血がにじむ。

長井のジャブから必死に傷のある側をカバーする前之園。


流血の様子を見ようと、かがみこんでくるレフェリーを気にして、サッとグローブで血を拭う前之園。

(なんと、うまく血が拭けた)


うーーん!!ポイントで勝っているに違いないので、ここでTKO負けだけは気の毒すぎる!!


最後はお互い打ち合い、ゴングを聞いた!!

両応援サイドから大きな拍手、両選手もお互いを讃えあう!!


判定の結果は…

77-76 76-75 78-74 3-0 で前之園選手の勝利!!


ダウンからの巻き返し勝利、素晴らしかったです。

それにしても、前之園選手の左の動かし方。

ジャブジャブ・フック! みたいな流れが内山選手と似ている…って、何度か思いました。

顔のパーツもなんか…似てる。


うちの子も、似ているって言ってました。しかも、私が言う前に。

あ、そうそう!内山選手・福原選手、リングサイドに来られていましたよ♪


ちなみに、ヒットカットによる試合ストップは、どれだけ切られた側がポイントを取っていようが、切った側の勝ち!なんですって。


前之園選手、ストップにならなくてよかったですが、あの怪我が深くありませんように。。。



最後に「東日本ボクシング協会・復興支援Tシャツ」のご紹介。

黒のさらっとした記事に、かっこよくシルバーのプリント。


【前】
ボクマニ-復興支援Tシャツ
DON'T GIVE UP, JAPAN !



【後】

ボクマニ-復興支援Tシャツ


サインは、世界チャンピオン達の♪(敬称略)

左上・西岡利晃 右上・内山高志

左下・粟生隆寛 右下・下田昭文


現世界チャンピオンの、井岡選手・亀田選手が入ってないですが。

東にジムがある…というくくり…違うか。

東京で連絡のつきやすい、というくくりかな。



キラキラで、きれいなんだなぁ☆

洗うとラメが取れそうだから、これは飾る用にしようっと!

ボクマニ-復興支援Tシャツ


お値段は2,500円。東日本大震災復興支援に役立てられます。


Contentsへ