「ライフ・イン・ザ・シアター」
@三軒茶屋の世田谷パブリックシアター


劇場自体は小さい。
二階・三階席が半円より
大きな円を描いていて、
オペラ座のような感じ。


壁は灰色のコンクリを
岩のように彫って
ゴツゴツした質感を出している。


劇場に入って舞台を見ると、
舞台奥の壁(?)一面に、
こちら側の観客席を
鏡で映したような絵が描かれている。


<あらすじ>
・・というハッキリしたものはない。

登場人物は二人。
老境にさしかかった
ベテラン俳優・ロバート(市村正親)と
若手俳優ジョン(藤原竜也)

幕が上がって、舞台袖の両脇から
ロバートとジョンが出てくる。

舞台奥の観客画に向かって、
礼をすると、
観客画に幕が下り、終演となる。

「お疲れ」「お疲れ様でした。」

そして、ストーリーは
舞台のこちら側(裏側)で展開していく。


たった二人の俳優が、
実に26ものシーンを演じる。
楽屋あり・衣裳部屋あり・
稽古場あり・はたまた劇中劇あり・・・・

短いシーンだと、
わずか30秒なんていうのもある。

シーンが変わると、
だいたい衣装も替わる。
中には、衣裳部屋で生着替え
・・・なんていうのもあったりして、
舞台も衣装もめまぐるしく変わる。

それと同時に、
ロバートとジョンとの関係も
少しずつ変化していく。