「きみに読む物語」 2004年・アメリカ

マディソン群の橋」を超え全米1,200万人が愛に震えた・・・
ニコラス・スパークス原作のラブストーリー。


<あらすじ>

ある老人介護施設で、年老いた男性(ジェームス・ガーナー)が、
初老の女性(ジーナ・ローランズ)に物語を読み聞かせている。

一冊のノートに書かれたその物語は、古き良き時代の
南部の小さな美しい町で出会った、若い恋人同士の
激しく悲しく、美しい愛の記録・・・。

1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。
ひと夏を過ごすため家族と共にやってきた
アリー(レイチェル・マクアダムス)と、
地元の青年ノア(ライアン・ゴスリング)は
カーニバルの夜に出会い、激しい恋に落ちる。

しかし良家の一人娘アリーと、肉体労働者ノアの恋は
認められるはずもなく、アリーは自宅のある
チャールストンに連れ戻されてしまう。

夏が終わり、アリーは大学へ、
ノアは第二次世界大戦の戦場へ・・・

ノアは、引き裂かれてから365日毎日
アリーに愛を語る手紙を書いた。
しかし、その手紙は彼女の母の妨害により、
アリーの元に届いていなかった。

そして、時は流れ・・・


<感想>*ネタバレあり*

舞台となる町が、美しい自然に溢れていて素敵でした。

ストーリーは、過去の若い二人のまっすぐな恋物語と、
現在の老いた男女の物語の間を行ったりきたりしながら
展開していきます。

ノアとアリー、若い二人の激しくも不器用な恋物語は、
まあ、よくあるというか、かなりベタな感じで、
アリーの生き方にイライラしたり、
ノアの一途さにはクラクラしたけど(笑)
そのストーリー自体には、あまり感動はなかったです。

ただ、あの激しいキスシーン!!は、
情熱的で絵になるなぁ~・・・・ため息・・・
忘れられないキスシーンになりそうです。


でも、現在の物語の部分では、泣きました。

愛する人から、大切な記憶が零れ落ちていく・・・
それを傍らで見守り、それでも変わらずに愛し続ける事は、
どんなに辛く苦しいことなんだろう・・・

「自分は名もなき平凡な、ただの男だが、
命をかけて愛する人がいる・・・ただそれだけで十分だ」

これほどまでに、人を愛し、愛される事に
激しく心を揺さぶられました。

「泣ける珠玉の純愛映画」という評判、
てっきりノアとアリーの恋を指しているのかと
思って観たのですが、現在の部分だったんですね。


この映画は、観る人の年齢や境遇によって
全然違った感想になりそうですね。
10年・20年たってから、また観てみたいな~♪

ちなみに、もっと若い頃に観ていたら、
アリーに自分を投影して、ノアとの恋にドップリ
はまりこんで観ていたに違いないです!!(笑)

だけど、今の愛はアリーには感情移入しきれなかった。

待ってるだけで、自分からは何もしなかったじゃない?
手紙の件も、朝一でポストをのぞきに行くとか、
自分からだって出せばいいじゃん!・・って。
厳しい??(これってアリーに嫉妬してるのかしら?笑)

それとか、あの婚約者と未亡人の立場は・・?
って感じてしまうところは、
もう若くない証拠ですね・・・。


ノア役のライアン・ゴスリングは声がいいですね。
「16歳の合衆国」でも気になった俳優さんですが、
今後の活躍を楽しみにしています♪