10月22日(火)

新天皇の即位の礼
・・・という日本にとって
歴史的な今日という日は、
何の予定も入れずに
一日テレビの前に齧り付く
・・・予定でしたが、


映画を観に行くなら22日が良い、
というポチ君の言葉で、一転。
ホイホイとお付き合い

「ジョーカー」を観て来ました。

ポチ君と2人で映画を観るなんて、
2017年4月以来。
(って意外とそんなもんだったか)


まずはランチ

本当はポチが大好き
パンケーキのお店に
行こうと思っていたけど、
混んでいて断念!

中華に変更。

麻婆豆腐丼定食
海老チリ焼きそば

海老チリ焼きそば
甘くて、デザートかと思った
こんな事なら、あと30分早く
家を出たら良かったな、は
後の祭り~ごちそうさまでした。



で。肝心の映画ですが・・・

ネタバレありです


以下、
ザックリと私的解釈のあらすじを。

「主人公のアーサーは、
発作を伴う脳の病気を抱え、
アルバイト程度の収入で
同居する年老いた母の
介護をして暮らしている。

コメディアンになるという
夢だけが唯一の希望という、
いわゆる社会的不適合者の
烙印を押された、
孤独な社会的な弱者だ。

言われなき理不尽な暴力や
不運や、周囲の無理解から
職を解雇されたアーサーは、
地下鉄で女性に絡んでいた
3名の商社マンを殺害してしまう。

それは、ただただ暴力を振るわれ、
自分を守る為であったのだが、
世間はそれを富裕層に対する
貧困層による粛清・反逆・革命だと
意味づけし、彼は一夜にして
人々の注目を浴びる存在となる。

この時、
アーサーが《ジョーカー》になった。」


こっから感想。

ストーリーは、
実に日本映画的だと思いました。

間の悪さ、ちょっとした
ボタンのかけ違いで
不遇だけど善良たろうとした青年が
意図せずして闇へと転落してゆく様を、
大仕掛けではなく丁寧に描いた
殺人者のドキュメンタリー的な
映画って意味では既視感すら覚えます。

それをハリウッドレベルで
制作すると、かくも世界的に
ヒットするのかという驚きが、
まず最初の感想


貧富の格差の拡大、

老人介護、
障害者への偏見と差別、
それ以前の無関心、無寛容、
福祉政策の削減、
虐待、不運、誤解、絶望、孤独、
見えない明日・・・

などなどの社会問題を
一手に抱えたアーサー。

劇中、唯一幸せを感じさせる
シーンが、彼の妄想だと
わかった時の虚無感は半端ない。

そして、母親の真実の姿には
絶望しかなかった。

「自分の存在は、誰にも意識されない。
そこにいるのかさえわからない。」

「普通でいろと、みんなが言った。」

「失うものなど、もう何もない」

アーサーはジョーカーになる事で、
彼を苦しめる全てのものから
解放されたのだろうか??

今、世界には、日本にも
アーサーのような存在は
きっと沢山いて、
何かのきっかけがあれば、
逆に何かの支えがなければ、
誰もがジョーカーになりえる
のかもしれない。


でも、誰もがジョーカーに
なるわけでもない。


何より怖いと思ったのは、
誰もが「ジョーカーを作り出す側」に
なりうるかもしれないという事。

それを忘れないでいようと思う。


ちなみに、
主演のホアキン・フェニックスの
演技は文句なく圧巻でした。
美しく詩的ですらあります


が、オススメはしません(笑)
色んな意味でメッチャ疲れるからね~