4月中旬、「黒ちゃん玉子」を紹介しましたが
手についた黒いものが何なのか気になったので、

製造元の藤田観光さんに、メールで質問してみました。


<質問の内容は、だいたいこんな感じ>

(HPからメールを送信したら、 私の手元には
 メールが残らなかったので、だいたいの内容です。)

玉子が黒くなるのは、
卵の殻に、温泉成分(鉄分)が付着して、
硫黄泉のガスに含まれる硫化水素と
化学反応を起こすため・・・と理解しておりますが、

他の所の温泉玉子は白いのがほとんどのようなので、
箱根の温泉には、卵の殻を黒くする成分が
含まれているという事でしょうか?

また、同じく箱根にある「大涌谷」の ゆで卵も
黒いので「黒玉子」と呼ばれてますが、
手が黒くなったりはしなかったと記憶しております。

「黒ちゃん玉子」で手につく黒いススのようなものは、
何なのでしょうか?



<これに対して、先日回答をいただきました>

�@黒いススのような粉の成分

硫酸第一鉄と硫化水素の化学反応によって生じる「硫化鉄」です。

「硫化鉄」は黒色化し、玉子の殻表面に付着しますが、
一部が粉状のススとなって手に付いてしまう場合があるため、
注意書きをしております。

蛇足ですが、温泉はもともと自然のものであり、
季節によって微妙に含有成分が変化します。

また、気温や湿度等の条件により、
玉子の色付きが変わる事があります。

従って、製造したすべての製品がお土産用として
出荷できるわけではなく、色付きが不完全なものは
箱根小涌園内のレストランで提供しております。

なお、製品については室温30℃で30日間の保存試験を実施し、
安全性を確認しておりますので、安心してお召し上がりいただけます。


�A大涌谷の黒玉子との違い

大涌谷の黒玉子の製造方法を把握していないため、
推測となってしまいますが、温泉玉子と茹で玉子では、
製造方法に大きな違いがあります。

温泉玉子は時間をかけて少しずつ温泉の温度を上げていき、
ある程度まで加熱したところで加熱を止めます。

一方、茹で玉子は沸騰した湯で短時間茹で上げます。

次に温泉に含まれる成分の違いがあげられます。
箱根の温泉の泉質は23種類あると言われており、
場所によって泉質が異なります。

製造方法や泉質の違いにより、
色付きが変わるものと思われます。

今後とも「黒ちゃん玉子」ならびに
箱根小涌園をご愛顧いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。



・・・と、こういう事でした。

回答くださり、ありがとうございました。