5月19日(土)

中高時代からの親友が、
昨年2月初旬、
お誕生日の少し前、
まだ48歳にして
天に召されました。

12歳から、
35年以上に及ぶ
長いお付き合いでした。

「80歳になっても仲良しでいようね」
「なんなら老後は一緒に住むのはどう?」
と、何の疑いも持たず、

30年先も共に過ごす未来を
アレコレ思い描いていたのに、

病魔が彼女から未来を奪いました。

私からも「彼女と過ごす未来」
を奪い去りました。

しばらくは、
何をしていても
何を見ても、
彼女の面影が其処彼処に
感じられて、

一周忌が過ぎても、
またどこかでフラッと会えるような、
そんな気もして、
そう思いたくて・・・

たまらなく彼女に会いたい、
会いたくて会いたくて、
どうしたら会えるのか?
どうして会えないのか?

頭では理解しているつもりの
彼女の死を、
心では受け入れることが
出来ないでいました。



一周忌がすんだ2月の下旬、
写真が趣味だった彼女が遺した
カメラ一式を譲り受けました。

でも
彼女の息遣いが聴こえて来そうで、
ずっと触れずに仕舞っていました。

先月末、
やっとお墓まいりに行って、
久しぶりに彼女に会いました。
カメラを譲り受けたことも
話してきました。

そして今日、ようやく
彼女の遺品の整理をしています。

カメラの中には
使いかけのメディアも入ったままで、
それらは、お母様にお返しする
約束をしていたのに、
ずっと手をつけられず
お待たせしてました。

カメラは3台。

コンデジ、
デジタル一眼、ミラーレス。

交換レンズが何本も。

レンズフードもいっぱい。

何が何やら、
よくわからないまま、
カメラ毎に仕分けをしています。

充電が今でもまだ
残っているものもあって、
彼女の名残りを感じて、
手が止まります。


昨年5月末、
4年ちょっと勤めた
小児科のパートを辞めました。

悪い事ばかりではなかったけれど、
当たり前だけれど、
仕事を持ったら、
たくさんの「縛り」が生まれた。

行きたかったけど、行けなかった場所。

やりたかったけど、やれなかったこと。

会いたかったけど、会えなかった人。

今回は駄目だけど、次回は是非ね・・・。


でも人は、いつ死んでしまうか
わからない。

今日は元気でも、
明日、
死んでしまうかもしれない。

Sちゃんとだって、

またやりたい事、
行きたい場所が、いっぱいあったけど、

今度ねと思っていたけれど、

今度が来ない事があると知った。


それなら、ね、
やりたい事をやろう。

やりたい事をやるために、
私が自由でいよう。

そして手に入れた自由で、
本当に大切な人と
今を生きよう。

本当に大切な人と、
笑顔でいられる自分でいよう。

これが、
今まで、ずっと言わないでいた、
「仕事をやめた理由」です。

(久しぶりの更新なのに、
重たかったですかね??)


・・・さて、カメラの整理に戻ります。