昨日は、仲良しのMさん&Dさんと一緒に
「夏の終わり」を観に行って来ました

瀬戸内寂聴原作の短編私小説が原作。

妻子のある年上の作家・慎吾(小林薫)との
8年に及ぶ愛人生活(妻公認)を続けながら、

かつて夫と子供を捨てて駆け落ちした相手だった
(けど別れた)年下の涼太(綾野剛)との再会で、

ふたりの男性の間で揺れ動く
染織家の主人公(満島ひかり)の有様を、
現在と過去を行きつ戻りつしながら

昭和20年代後半(?)昭和30年代の街の風景、
生活の様子を背景に描いた作品です。

予告編を観た時には、
もっとドロドロとした愛欲の渦巻く
恋愛映画かと思いましたが、

意外とそうでもなかったです。

というか、

満島ひかりさんは27歳でいらっしゃるそうなので、

十数年前に夫と子供を捨てて、若い男性との恋に走り、
今は今で、別の男性との不倫生活をしている

ある意味本能に忠実で、我がままで、
いやらしい(Hなという意味ではなく)けど、
愛してやまない・・・

そういう女性には、私には見えなくて、
残念ながら説得力に欠けた気がします。

でも染織家として、作品を紡ぎだすシーンは、
凛としていて素敵でした。

あと、何故?自分と一緒にいるんだ?と問う涼太に対して
「憐憫よ!!」と叫ぶシーンは、印象的でした。
(憐憫よ!!って・・・さすが文芸作品)


な~んて・・・
マイブームの綾野剛さん目当てで観に行った
というのが、実際のところなのですけどね(笑)

で、その綾野剛さんの役どころは、
「どんなに虐げられても、いちずに相手を求める
年下の男性・涼太」・・・・ウヒャ~


綾野剛さんって、ちょっと前までは
「異常者」「サイコ」的な役どころが多いイメージでしたが、

「八重の桜」の松平容保役を観てからは、

「可愛そうな顔」がよく似合う・・・という、
私のストライクゾーンにドンピシャ(笑)な俳優さん

というイメージに変わりまして、
以来、出演作をボチボチ追いかけているのですが、

容保役を超える作品には、まだ出会えてないですね・・・
(「空飛ぶ広報室」の挫折した自衛官役は結構ツボだったけど)

今回の涼太役は、
設定としては、かなり期待度が高く、
また実際、そういう感じの役どころではあったのですが、

何せ出演シーンが思ったよりも少なくて、

「どんなに虐げられても」という程の、
関係性が映画の中では描かれていなくて、

チョット、チョット~でした。


あ・・・小林薫さんは、さすが!!の存在感でしたよ。

静かで、穏やかで、
もう死んでいる抜け殻かのような、
だけど、嫌みのない惰性的な雰囲気・・・
大人ですね~



というわけで(?)、終盤は
ウッカリまた寝てしまったシーンもあり・・・

同行したお友だちも、それぞれ睡魔に襲われて
記憶がない場面があったらしくて(笑)


レンタルになったら、もう一度ちゃんと
観てみようかな?と思えるくらいには、
好きな世界観の映画でした。 ←なら寝ちゃダメ!