こんにちは!

 

あなたの「ええもん」を

探して育てる専門家

 

「ええもん発掘・育成パートナー」

ハラユキヒコです

 

 

 

早いもので

もう4月も終わろうとしています

 

 

新入生の皆さんも

新しい学校・職場に

そろそろ馴染んできたことかと

思います

 

 

私の知り合いの

コンサルタント諸氏も

 

いろいろな現場で

社員研修のオファーを受け

 

それぞれの場所で

ご活躍されています

 

 

 

一方、

 

研修をオファーする

主催者の立場から見ると

 

 

毎年

同じような内容の

コンテンツだと

面白くないので

 

 

今回は違う趣旨で...

 

 

というケースも

あるかもしれません

 

 

 

私も

研修・セミナー講師の

端くれなので

 

 

受講者・主催者に

いかに喜んでもらえる

研修やセミナーを

創ることが出来るかを

 

 

日々研究し

あれこれ思い悩みながら

 

 

仕事をしています

 

 

 

そんな中で

最近特に意識しているのは

 

 

 

第1段階: 何を学ぶのか?

(=What)

 

 

第2段階: どのように学ぶのか?

(=How)

 

 

そして

 

 

第3段階: なぜ学ぶのか?

(=Why)

 

 

この3つ

 

 

受講者にとって

研修やセミナーが

面白いと感じられるかどうかは

 

 

実は

 

 

第3段階の

「Why」が

はっきりしているかどうかで

決まります

 

 

 

上司や先輩から

「勉強してこい」

と言われて

 

嫌々ながら受講する

研修やセミナーほど

退屈なものはありません

 

 

私も会社員時代に

そのような経験がありました

 

 

その時に講師を務めておられた

方々には大変申し訳なかったのですが

 

 

正直

 

この研修を受けるくらいなら

現場で汗水垂らしている方が

よっぽど充実感がある

 

 

そう思えたこともありました

 

 

 

なぜか?

 

 

 

今、思い返してみると

 

 

受講した研修やセミナーに

全く目的意識がなかったから

 

 

 

なぜ、今、自分はこのことを

勉強しなければならないのかが

全く理解できていなかったから...

 

 

 

少し話がそれますが

 

 

社員の育成や定着で悩んでいる

会社が多い中で

 

うまくいっていない会社は

第1段階の「What」と

第2段階の「How」しか教えていません

 

 

第3段階の「Why」まで

話し込んでいるケースは

非常に稀です

 

 

しかし、

 

なぜ、その仕事を自分がやるのか

自分がそれをやることで

何の意味や価値があるのかを

しっかり伝えることで

その後のパフォーマンスが

大きく変わります

 

 

 

コンサルタントとしての

私の師匠であり、

素晴らしいメンターであり、

お手本である

 

岡本文宏先生の著書に

こんな一節があります

 

 

新人には作業の「やり方」を教える前の5分間で

現場の業務には全て意味と意図があること、

やってもやらなくてもよい仕事は存在しないと

教えましょう

 

(中略)

 

教育の前に、

企業としてのあり方、役割について

語る機会を作りましょう

 

(岡本文宏著「仕事のできる人を辞めさせない15分マネジメント術」(WAVE出版)P.134-135より一部引用)

 

 

 

まさに

第3段階の「Why」を

きちんと説明することの重要性を

説かれている一節です

 

 

 

 

 

この投稿文を書きながら

こんなエピソードを

思い出しました

 

 

 

私が会社員時代の頃、

国際物流部門で貿易実務の

仕事をしていた時期がありました

 

 

ある時期に

輸入通関・デリバリー手配の実務を

派遣社員に委託していました

 

その時に派遣社員として

私たちの仕事を手伝ってくれたAさんは

熱狂的な広島東洋カープファン

 

 

今風にいえば

「カープ女子」のお一人

 

 

 

ある時、

アメリカミズノから野球グラブと

バッティング手袋のサンプルを

取り寄せることになりました

 

そのサンプルの行き先は

当時、ミズノと用具契約をしていた

広島東洋カープの某選手

 

 

2月の春季キャンプで

その用具を試してみたい、ということで

急遽アメリカミズノを通じて

取り寄せることになりました

 

 

たとえサンプルとはいえ、

国境を跨ぐ物流には

税関での輸出入通関という関門を

通過しなければなりません

 

 

数日後、

それらのサンプルが

航空便で関西空港まで輸送されてきました

 

さあ、ここから先は

輸入通関・デリバリー実務担当者の

出番です

 

 

当時、海外製野球用品の仕入を

担当していた私は

 

迷わずAさんに、

この案件の対応を依頼しました

 

依頼するときに

私はAさんに

次のような動機づけをしました

 

 

「無事にこのサンプルが

 カープの◯◯選手に届くよう

 Aさんが段取りしてほしい。

 

 ◯◯選手がこのサンプルを待っているから、

 よろしく頼むよ!」

 

 

Aさんは

ご自身が大好きな

広島東洋カープの選手に関わる

大事な案件を任されたことを意気に感じ

 

カッと目を見開いた表情で

通関実務に必要な書類を受け取って

早速手配にかかりました

 

 

結果、予定していた前日に

無事に選手の手元にサンプルが届き、

カープ担当の販促部員を通じて

選手から感謝されました

 

 

この話をAさんに伝えると、

Aさんはその後ますます意欲的に

仕事に取り組んでくれるようになりました

 

 

Aさんの派遣契約は

会社間のやむなき事情で

終了したものの、

 

 

私は今でも

プライベートで

野球好きなAさんと

ディープな野球談義を

時々交わしています

 

 

あの時、単に

 

「これを◯日までに、

 △△へ納品する段取りで

 手配をお願いします」

 

とだけ伝えていたら

 

Aさん自身のモチベーションは

どうだったのでしょうか?

 

 

カープファンのAさんに

カープの選手に関わる案件を

あえて任せた私の判断は

間違っていなかったと思っています

 

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ここで、私からの告知です

 

 

 

 

私のブログは

これまで「Ameblo」を

活用していましたが

 

 

私自身の

Re-Branding事業に基づき、

 

来月から

私の個人事業ホームページにて

書き続けることになりました

 

 

平たく言えば

 

ホームページ上に

引っ越します

 

 

来月以降は

私のホームページから

どうぞご覧くださいませ

 

 

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今回はとても長くなりましたが

最後まで読んでいただき

ありがとうございました