こんにちは!

 

あなたの良いところを

見つけて育てる専門家

「ええもん発掘・育成パートナー」

ハラユキヒコです

 

 

 

昨日、ある支援先との

個別経営ミーティングの中で

人材採用の話になりました

 

社長が話をされたのは

 

「SNSを使って、

 うちの会社のことについて

 うまく情報を出していく

 

 それが人材確保につながる、

 

 その方法を学びたい」

 

 

 

 

...で、近日中に

専門家の先生にお会いして

いろいろレクチャーを受ける

 

そのレクチャー自体は

地元商工会からの紹介なので

公的機関のサービスとして

無料提供、とのこと

 

 

 

この話を聞いて、

私は

 

 

「わかるんだけど、

 何か違う気が

 するんだよなぁ...」

 

という複雑な感覚でした

 

 

 

 

そう感じさせるものは

何なのか?

 

 

 

 

そこで今日は

「メディア情報発信」の話を

ブログに書いてみます

 

 

 

******************

 

 

 

今回、支援している会社は

社員5人・役員3人の建設業

 

 

2年前に事業承継を済ませ、

今は3代目・40歳の若社長が

バリバリ頑張っている会社です

 

 

社長ご自身は

自社の「あり方」について

常に考えておられて

 

先代までの

古い経営体質を改めて

社長ご自身の世代の

新しい体質に変えていく

過渡期を迎えています

 

 

 

言い換えれば

人財の新陳代謝を

進めている最中

 

 

社員5人のうち

年配社員は2人、

いずれも60歳を超えており、

若手へのノウハウ継承が

求められるところです

 

 

残りの社員3人は

全員30歳代前半

 

それぞれ個性があって

持ち味がある

社員さんばかりです

 

 

しかしながら

まだ技術的に

未熟なところがあり、

 

独力で現場を仕切ったり

営業をするなどの

レベルには至っていないため

 

従来よりも工期が若干長く

なりがちなことを

社長は懸念されています

 

 

 

売上はまずまずの

水準で推移はしているのですが、

 

工事代金の回収を

完了させるまでの期間が

数ヶ月要するために

 

時期によっては

資金繰りに影響が出てきます

 

 

まぁ、建設業に

よくありがちな

経営課題ではあるのですが...

 

 

 

こういった状況の会社で

社長は新人を採用していきたい

 

ただし、人手不足のために

そう簡単に採用できるわけではない

 

 

 

では、どうするか?

 

 

ということで、

 

 

求人情報を

いろいろな方法で

出していきたい

 

 

という考えに至り、

 

先ほど書いたように

専門家の先生の教えを

乞うことになりました

 

 

 

「餅は餅屋」なので

 

SNSの詳しい活用法は

その専門家の先生に

お任せするとして...

 

 

 

大事なのは

そこじゃないような

気がしてならないのです

 

 

 

 

 

単に求人情報を

出しても

 

 

マッチングする可能性は

それほど高くありません

 

 

書き方云々はもちろん

大事であり

否定するつもりはありませんが、

 

 

 

 

応募者が知りたいのは

 

 

その会社に

どんな人がいて

 

どんなことを大事にして

日々仕事をしており

 

その会社で仕事をすると

自分はどう成長できるのか

 

 

もっと言えば、

 

 

その会社でいることにより

自分は世の中に

どんなお役立ちができるのか

 

 

 

 

...というように

 

 

その会社に入った後の

自分の将来の姿を

重ね合わせてみること

 

 

 

もちろん

 

 

給料や休日、待遇など

基本的な情報は

絶対に出していく必要があります

 

 

 

その上で、

 

 

 

「当社は一緒に成長できる

 仲間を探している」

 

 

というメッセージを

常に熱く出していく

 

 

 

 

 

人が足らなくなった時だけ

出すのではなく、

 

 

いつも

このメッセージを

出し続けていくことを

 

 

今回の支援先には

気づかせてあげたい...

 

 

 

そう思えてなりません

 

 

 

 

ぶっちゃけ

 

 

どんなメディアを使うのかを

必死に考えるのではなく

 

 

どんな情報を出していくのかを

磨くほうが先なのでは?

 

 

出していく情報は

可能な限り

あらゆるメディアで出せばいい

 

 

いわゆる

求人情報ツールだけではなく、

 

ホームページにも載せたり

社長のブログにも書いたり

 

企業紹介を兼ねたチラシを作るもよし、

動画でメッセージコンテンツを作るもよし、

商工会主催の企業説明会に出るもよし、

 

 

何なら、

私のインターネット・ラジオ番組に

ゲスト出演するのも大歓迎

 

 

方法はいくらでもある

 

 

繰り返しますが

 

 

大事なのは

「中身」です

 

 

 

いかに「刺さる情報」を

磨き上げていくのか

 

 

まずはここに集中するのが

先なのではないかと

私は思っています

 

 

 

今回の若社長には

あくまで私の個人的な意見として

 

このことをお伝えしました

 

 

そうしたことを踏まえて、

専門家先生のご指導を

仰いでもらえれば

良いのではないでしょうか

 

 

 

この会社には

無駄遣いをするような

お金も時間も労力もありません

 

 

だったら

限りある経営資源を

有効に使ってほしい

 

 

 

 

若社長の賢明な

ご判断に期待したいところです

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました