皆さん、こんにちは!

 

相手の良いところを

「探して育てる」専門家

中小企業診断士・社会保険労務士の

ハラユキヒコです

 

 

 

 

皆さんは、

誰かに仕事をお願いするときに

どのように依頼しますか?

 

仕事を受ける側からすれば

「なんで私なんだろう?」

と気になることが多いと思います

 

 

私自身もいろいろな仕事を

依頼されることがありますが、

 

相手がどれくらい本気で

私に対して依頼したいかによって

私の気持ちの持ち方も変わってきます

 

 

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昨日、

京都府の中小企業総合支援課の

関係者から、

こんな依頼を受けました

 

 

「原さんが地元でされている支援事例を

 京都府全体で紹介したいので

 お手本として使わせてもらえませんか?」

 

 

京都府で中小企業支援施策を行なっている

関係部署の方々が、

私の仕事ぶりに

注目してくださっているのは

大変光栄であり、

名誉なことです

 

小さな片田舎の町で

地道に直向きにやっていることが

京都府全体に知れ渡ることになり

 

この依頼を断る理由は

全くありませんでした

 

 

一方で、私には

「なんで私の事例なんだろう?」という

疑問もあったので、

依頼をしてきた関係者様に聞いてみました

 

 

「1つお聞きしたいのですが、

 なぜ私の事例がお手本に相応しいと

 思われたのかを教えていただけますか?」

 

すると、

 

  • 府が狙っている施策の効果がズバリ現れている
  • 商工会だけでなく、金融機関や保証協会も巻き込んだチーム感がとても良い
  • 単独の支援団体だけだったら解決が難しい経営課題をチームで解決して、売上・利益改善という結果を出したことが、他地域の刺激になる
  • 文章をダラダラと書いているのではなく、簡潔・コンパクトにわかりやすくまとめている
  • 現状に満足せず、今後に向けた展望も触れられていて、期待感を感じさせる
 
…などなど、
ちょっと誉めすぎじゃないか、
と思えるくらいに
ありがたいご意見を
たくさんいただきました
 
 
これらはとても
ありがたかったのですが
 
私が一番嬉しかったのは
 
「何より、原さんだから
 こちらの期待に
 間違いなく応えてくださるだろうと
 真っ先にお願いしたかったんです」
 
という一言
 
 
 
 
泣かせるじゃ
ありませんか!笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
 
 
 
 
他に依頼できる人は
たくさんおられたのでしょうが、
 
その中から
あえて私を
選んでくださったことに
大きな気概を覚えました
 
 
第590号のブログで書いたように、
 
 
「原さんいい」ではなく
「原さんいい」
 
 
この違いは大きいです
 
 
 
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そこで冒頭の質問を
もう一度思い起こしてみましょう
 
 
 
皆さんは

誰かに仕事をお願いするときに

どのように依頼しますか?

 

 

「あなただからお願いしたい」

「あなたが相応しい」

というように

 

 

相手をグッと前向きに動機付けられる

一言を伝えているでしょうか?

 

この一言があるかないかでは

出来上がってくる成果物の質が

大ーーーーーきく変わります

 

 

 

今年の3月に行われた

野球WBCで

 

栗山監督が

不振に喘いでいた村上選手を

ずっと使い続けた

理由の1つがこれです

 

「ムネ(=村上選手)だったら

 ここで、という場面で

 きっと打ってくれる、

 そういう選手だから使い続けた」

 

 

相手に何かをお願いする「理由」を

きちんと伝えているかどうかで

人間関係も良くなり、

 

最終的には組織の業績で

差が出てきます

 

 
ほんのちょっとした
ことなのですが
 
この差は大きいことを
皆さんにお伝えしたくて
書いてみました
 
 
皆さんのビジネスに
お役立ちできたら
嬉しいです!
 
 
 
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました