皆さん、こんにちは!

 

相手の良いところを

「探して育てる」専門家

中小企業診断士・社会保険労務士の

ハラユキヒコです。

 

 

このところ、連載っぽく書いている

「ムードメーカーの創り方」

 

私なりに思うことを文章化して

ブログで伝えています

 

今回は4回目

「機転が効く」

について考えてみます

 

 

私の経験上、

ムードメーカーになっている人たちは

話をうまく進めることが多いです

 

ちょっとだけ上品な言い方をすれば

「ファシリテーションが上手い」

と言って良いでしょう

 

 

例えば

会議をしていて、本筋と違う方向に

行きかけた時に

「はい、この辺で話を戻しましょう」と

さりげなく軌道修正してくれたり

 

なかなか意見が出てこない時に

助け舟のような意見を出して

メンバーに考えやすい雰囲気を作る

 

そんなことができる人です

 

 

 

少し違った視点で見れば

ムードメーカーの人たちは

いつまでもクヨクヨしていません

 

「過ぎたことを引きづらない」タイプの人が

その場の雰囲気をつくってくれます

 

たとえ自分が失敗したとしても

その失敗をネタにして

笑って話すくらいのメンタルがあります

 

心理学的に言えば

「レジリエンスが強い人」ですね

 

 

誰だって失敗はしたくありません

しかし、失敗しないと人は成長しません

 

 

研修やセミナーに登壇する

講師の立場から見れば

受講者に刺さりやすいのは

「成功事例」よりも「失敗事例」

 

 

もちろん、私自身の

失敗談もたくさん語ります

 

 

会社員時代にやらかした大失敗や

学生時代の悔しかった経験など

 

今にして思えば

いい経験だったなぁ… 

と思えることが数多くあります

 

 

セミナーの受講者や経営相談の支援先から

「原さんにも、そんな失敗があったんですね…」

と不思議がられることがあります

 

私も普通の人間です

成功ばかりで生きてきた

ウルトラマンではありません

 

 

そりゃ、自分の失敗を語るって

恥ずかしいですよアセアセアセアセアセアセ

 

でも、そんな部分を

他人にオープンにすることで

相手が心を開いてくれたら

嬉しいものです

 

相手との距離感を縮めるには

「もってこい」の策だと思います

 

 

さらに別の視点で見ると

ムードメーカーの人たちには

「ユーモアがある」ことが

共通点として挙げられます

 

 

関西人っぽく言えば

「ひねりがある言い方」

 

何ら普通のことであっても

ちょっとだけ

おもしろおかしく言ってみたり

 

 

思わずクスッと

笑ってしまうような

「機転が効く一言」が言える

 

 

そんな人の周りに

人は集まってきます

 

 

イメージ的な人を挙げるならば

お笑いコンビ「ダウンタウン」の

松本人志さん

 

 

松本さんの比喩センスは

人並外れたものがあります

 

例えば

ある番組でミュージシャンの

青山テルマさんを迎えた時

 

「マンションみたいな名前ですね」

 

と突っ込んでみたり、

 

ある女性芸能人が

バンジージャンプが怖くて

マネージャーに

「お金あげるから、もうやめてぇーーー」

と泣き叫んだら

 

「不良の子供を持ってる

 オカン(=お母さん)やないですか!」

 

と突き放してみたり…

 

 

冗談としては結構キツい部類ですが、

それでいて嫌味がない

 

 

だからネガティブには

聞こえないんでしょうね

 

 

 

 

さすがに松本さんのような「返し」を

いきなり目指せとは言いませんが、

こうした嫌味のないユーモアが

出せる人になりたいなぁ… 

 

 

皆さんの周りに

「松ちゃん」のような

オモロイ人はいませんか?

 

 

次回はいよいよ最後

「5. 大きく振る舞う」

について書いてみます

 

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました