こんにちは!

 

50歳からのあなたの起業家人生にお役立ちを! 

「ヤングシニア起業・創業」の専門家、ハラユキヒコです。

 
今日は、京都市の事業「京の商人(あきんど)育成塾 みせづくりカレッジ2020」でオンライン登壇しました。
 
 
 
本当はリアル登壇のはずだったのですが、緊急事態宣言中なのでやむなくオンライン登壇に切り替わりました。
 
京都でお店を出したい、という強い思いを持っている方々を対象に、店舗創業・開業に向けての様々なアドバイスを行なっています。
 
10月末の体験講座に始まり、11月から本講座をスタートさせ、12月はジェイアール京都高島屋内でのトライアル販売を経て、いよいよ本腰を入れて創業準備に向き合う段階に入ってきました。
 
今までは「夢を膨らませる」段階だったのですが、
これからは「現実的に考える」段階です。
 
 
受講者の皆さんにはだんだんハードルが高くなってきます。
 
 
今日はその第一弾として、創業計画書の作成に取り組んでいただきました。
 
 
受講生にあらかじめ書いてきてもらったものを添削し、より良い計画に練り上げていくための「お役立ち」を試みました。
 
大半の皆さんに共通して言えることは
 
「お客様の姿が見えにくいこと」
 
でした。
 
 
もちろん、ご自身がやりたいことをしっかりアピールすることは大事です。不可欠です。
 
 
しかし、その商品を使う・消費するお客様がどうなるのか、その結果、地域や社会がどうなるのか、といった「相手への思い」が見えてこないものでした。
 
 
 
 
このことはみせづくりカレッジの受講生だけでなく、ヤングシニア起業を考えているあなたにも当てはまることかもしれません。
 
 
 
自分の商品やサービスばかりを強くアピールすればするほど、お客様の関心はますます離れていきます。
 
まるで「北風と太陽」の話の「北風」をどんどん強く吹かせる状況に他なりません。北風が強くなればなるほど、旅人はコートに身を竦め、上着を脱いで心を開こうとはしません。
(画像元:「日本語教師のいろはにほへと〜中国の大学編〜」インターネットサイトより)
 
 
「お客様は自分のことにしか関心がない」
「自分がどう変わるのかが見えてこないと興味が湧かない」
 
 
 
これが理由です。
 
 
しかし、「太陽」のように相手の心を温め、相手を気持ちよくさせることでコートを脱ぎ、表情を和ませることができれば良い結果が生まれます。
 
 
「相手の姿や気持ち」にスポットを当てて、目の前のお客様がご自身の変身ぶりが手にとるようにわかるようになれば、お客様の関心が高まって、最終的にお買い上げに至る確率も高まります。
 
 
創業計画で考えれば、金融機関に融資を認めてもらえる確率、と言い換えることができるでしょう。
 
 
みせづくりカレッジの受講生にはこの点を伝えて、本当にご自身が相手の役に立ちたいのかどうかに向き合ってもらうことにしました。
 
 
 
だって、趣味の延長じゃないですからね、店舗創業って。
やるからにはビジネスとして成功していただきたい。
「創業」が成果ではなく、「繁盛」が成果なのです。
 
 
 
次回に向けての受講生の皆さんが、どんな行動を起こしてくれるのか?  
 
ボクはめちゃくちゃ楽しみです!
 
 
 
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
フォローしてね!