こんにちは!

『ホワイト企業創造サポーター』のハラユキヒコです。

 

ボクが最近関心を持っている会社の1つ。
 
それは
 
京都のステーキ丼専門店「佰食屋」
 
このお店ではメニューが3種類しかないものの、物凄い人気です。
 
1日100食限定の提供、100食完売したらおしまい。
午前中には整理券がなくなってしまうことが常態化します。
ボク自身も行きたくても、なかなか行けないお店です。
 
 
このお店でこだわっているのが
「残業しない」こと。
 
一般的に、飲食業は朝早くから仕込み、夜遅くまで営業し、その後残務処理するといった長時間労働をイメージしがちです。特に家族経営の飲食店はそれが常態化しています。
 
しかし、このお店では、社員は17時頃に退勤し、夜を家族と一緒に過ごすことができます。女性従業員が多いこのお店では特にこの点が受け入れられています。
 
先日、佰食屋の中村朱美社長がNHKの番組で仰っていたことがとても印象的でした。
 
「売上をガツガツ追う事なく、低空飛行でも利益が出せる会社にしたい」
 
周りから「もっと売上を伸ばしてガンガン行ける」と幾度となく言われても、社員を残業させない、売上を極端に伸ばさなくても利益を出す会社にする、という信念を貫いて現在に至っています。
 
新型コロナウイルスの影響はこのお店も例外ではなく、京都市内に4店舗あったお店のうち、2店舗を閉店しました。番組内のインタビューでも述懐されていましたが、従業員を解雇する時、中村社長は申し訳ない気持ちに苛まれて毎日涙を流していたそうです。社員の幸せを守ると言いながら、守りきれなかったことへの悔しさが、ボクには伝わってきました。
 
 
売上至上主義ではなく、その先にある「社員の幸せ」を大事にする ー コロナウイルスの影響を機会に、経営者が大事にすべきものが大きく変わるこのタイミングで、ますますクローズアップされる考えではないかと思います。
 
いつかボクもこのお店で、評判のステーキ丼を食べて、この会社を応援したいと思っています!
 
こういう会社、大好きです!!!!!
 
 
人によって「成功」の定義は変わります。
ガンガン規模を拡大することが名誉と考える人もいれば、中村社長のように、たとえ低空飛行の売上であっても、「社員が幸せに働く事ができること」を成功とする人もいます。
 
 
 
あなたにとっての「成功」や「幸せ」の定義を、この機会に見直してみませんか?
 
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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