まいどどうも！
脱・不健康経営ナビゲーターのハラユキヒコです。
今日は、前回の続編で
「雑草魂」に絡めた話です。
ボクの健康経営の根本にあるもの
それは「健康」をどう定義するか？
一般的に健康とは
「カラダ」と「ココロ」の2つが大事だと言われます。
確かに、それはその通りです。
でも、その２つさえ備わっていれば、
本当に「健康」って言えるのか？
ボクはそこに疑問を感じたのです。
病気もせずに、メンタルで凹んでいることもない
だけど、性格がねじ曲がっていて
何かと「文句言い」で、
他人からうっとうしがられている。
そんな人、「健康」って言えますか？
カラダも丈夫で、メンタルも極めて正常。
仕事も淡々とこなしていて、
何不自由なく平平凡凡に暮らしている。
だけど、なんとなく充実感がない。
会社に対しても
人生に対しても
「面白さ」や「楽しさ」を感じられていない
そんな人、「健康」って言えますか？
ボクから見れば、そのような人たちは
残念ながら
「不健康リスト」入りです。
まとめます。
ボクが考える「健康」とは、
カラダとココロが健全であることはもちろん、
素直で謙虚な「考え方や習慣」をもち、
この仕事をしていてよかった、
こんな人生を歩めて幸せだ、と
思えるような「生きがい・働きがい」も含めた
「４つ」がすべてそろって初めて
「健康」と言える。
ちょっと高尚なことを書きましたが、
世界保健機関（ＷＨＯ）が言っている
「健康」の定義を
ボクなりに解釈した結果と
受け止めてください。
＜参考＞ＷＨＯの定義
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
（日本WHO協会訳）
実は、この定義にはもともと
spiritual という言葉が入っていませんでした。
しかし、1998年に再定義されたときに、
mental だけでなく、spiritual という言葉も含まれたのです。
ボクはそこに引っかかったのです。
mental と spiritual の違いは
日本語では説明が難しい、
深～い意味があるのではないかと…。
単に「精神的」という言葉だけでは
片付かないものがあると思ったのです。
この点、日本WHO協会のホームページでは
この両者の違いの解釈を明言せず、
「日本語では、mental も spiritual も同じく精神的と訳してしまいそうになるのは、宗教に希薄な国民性のためかも
知れません。ともあれ、どう翻訳すべきかを考えてみることも、私たちが「健康とは何か」を考えるヒントのひとつに
なるかも知れません。 」
という投げかけで終わっています。
要するに、
”そこから先は、
ご自身で解釈を考えてみてください”
ということなんでしょうね…。
…で、何が「雑草魂」と関係あんねん？
ボクなりの「健康」の概念の後半2つ
「考え方・習慣」と
「生きがい・働きがい」は
「雑草魂」を学ぶことによって育まれる
というのが今日の結論。
素直さや謙虚さは
雑草魂として培われる愚直さ、まじめさ、謙虚さ…
これらがないとにじみ出てこない。
「大人の生活指導」で有名な
原田隆史先生の言葉を借りると
「心づくり」ができていないと
本当の深い意味での
「ココロの健康」は
成立しない。
ボクはそう考えるのです。
カラダ・ココロ・考え方が
きれいになっていれば、
仕事や人生にも余裕が出てきて、
生きがいや働きがいを
生み出すことができる
逆に前提となる3つがなければ、
生きがいや働きがいは
創り出されないとも言える。
上原投手の引退会見
とても美しかった － ボクはそう思う。
「雑草魂」を貫いて、
カラダとココロはもちろん、
人間としての考え方も、
野球選手としての生きがいも
すべて備わった
素晴らしい選手の引き際だった。
（写真は読売巨人軍公式ＨＰから）
ボクが人生を終えるとき、
この4つが全て満たされた状態で
家族に
「あぁ… 良い人生だった」と言い残して
天国に旅立ちたい。
そう思うのです。
そのためには、「雑草魂」を取り入れて
4つともすべて満たして
「健康」を謳歌したい。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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【今日のひとこと】
考え方・生きがいの「健康」は
雑草魂によって育まれる。
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