EPA・DHAはオメガ3系とも呼ばれ、主に青魚に含まれる記憶や集中の維持、 健やかな毎日に必要な多価不飽和脂肪酸です。
デスクワークの多い方や、眼を使うことが多い方、 受験生や働き盛りのビジネスマン、生活習慣が気になる中高年の方や 季節の変わり目に敏感に反応しやすいデリケートな方などにおすすめです。
人間の体内で合成できないため、食事から摂らなければならない「必須脂肪酸」には2種類あります。
それはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸です。
現代人はすべての年齢層でオメガ3脂肪酸(DHA、EPA、アルファ-リノレン酸)が不足しています。
特に49歳以下の層での摂取不足は甚だしく、厚生労働省によるDHA、EPAの摂取量調査では、1日の必要量(1g)の3分の1にも達していないことがわかっています。
一方のオメガ6脂肪酸(リノール酸)は、いろいろな食物に含まれているため不足することはないといわれています。
特にサラダ油やマヨネーズに多く含まれており、唐揚げやトンカツなどの揚げ物、ポテトチップスやケーキなどのお菓子などによって、誰もが“過剰摂取状態”になっています。
いずれも健康を維持するために必須の栄養素ではありますが、その摂取バランスが大きく崩れ、アレルギー、糖尿病、がん、認知症などが増える大きな原因と指摘されています。
そのほかにも、肌荒れや冷え、生理痛といった女性特有の症状も同じ原因で起こります。
ひどい生理痛はリノール酸の過剰摂取が原因!
多くの女性を悩ませているのが生理痛ですが、脂肪酸(油)の摂り方を変えるだけで大きく改善します。
生理痛は子宮収縮時の痛みでそれを促すのが、アラキドン酸から発生する「プロスタグランジンE2」という生理活性物質です。
アラキドン酸は肉や卵などに含まれますが、サラダ油やマヨネーズに多いリノール酸は体内でアラキドン酸に変化します。
生理痛に悩む女性が多いのは、リノール酸過剰の食生活に大きな原因があるのです。
リノール酸は必須脂肪酸のひとつですが、ほぼすべての食品に含まれているので、普通に食事をしていれば不足することはまずありません。
肉や卵などだけでなく、日本人が食べる機会の多い、豆腐、納豆、枝豆などの大豆製品にも豊富に含まれています。
これに、リノール酸の多い大豆油が主成分のサラダ油や、70%が油であるマヨネーズ、オイルドレッシングなどの摂取が加わるので、どうしてもリノール酸過剰になってしまいます。
逆に、オメガ3脂肪酸はリノール酸の炎症作用を抑える働きがあるので、オメガ3脂肪酸を意識して摂取すると非常に大きな効果が得られます。
2つの必須脂肪酸は摂取バランスが大切!
厚労省では、オメガ3脂肪酸1に対してオメガ6脂肪酸4の割合を適正比率としています。
しかし、臨床効果を得るには少なくとも1:3とすべきで、専門家は1:1の摂取バランスを理想としています。
できるだけ、この理想の比率に近づけたいものです。
リノール酸を減らすには、サラダ油での揚げ物や炒め物、ポテトチップス、ケーキなど油の多い菓子類、マヨネーズなどの使用をやめるか、極力減らすことが一番の近道です。
そして、DHAやEPAを手軽に摂れる魚缶詰(サバ、サンマ、イワシ)の活用と、アマニ油やえごま油の使用によってオメガ3脂肪酸を増やし、摂取バランスを理想に近づけることができます。
魚がどうしても苦手な人は、DHA、EPA、アルファ-リノレン酸配合のサプリメントを活用してください。
https://bitokenkounoyakata.jimdofree.com/
☝️【商品詳細HP】
石川県加賀市/美と健康の館