ダークマター と 今井凌雪書「日学詩乎」 | ブルーの「書自由也」ブログ

ダークマター と 今井凌雪書「日学詩乎」

9/13 NHKクローズアップ現代「ダークマター 見えない暗黒物質を探せ」を見て、
ダークマター(dark matter、暗黒物質 ) とは、私たちに知られていない「未知の物質」がダークマターの正体である可能性が大きく、現在世界中で研究が盛んに行われていると言う内容でした。

 書道は、毎日黒墨を使っていると暗黒物質を扱っているような気にもなりますネ 墨がつくと、なかなか落ちませんし、水で薄くするしかありません ????? 変な説明です はずかしい

  (前略) 私は最近、書は自己探求のためにやっているのではないかと思っています。 人間はついに月まで行ぎましたが、それから向うは何があってどうなっているか分りません。その近辺のことはある程度想像でぎても、何万光年以上の遠くのこと全く分りません。それが人間の思考の限界です。それと同じことが、人間自体の内へ向っても言えます。私自身はこんな人間だと思っている。分ったつもりでいる。しかし、ある程度以上の心の奥底のことは自分でも分りません。自分の心の奥底には、外がわの自分と異なった別の自分がいるかもしれないし、その中にもっと怪奇なものがあるかもしれないのです。その、自分でも分らない自分が、無心になって書を書いた場合には、文字の姿で具象化され定着するのではないかと思っています。 私の場合、作品は、私自身の影でありたい、心の映像でありたいと思っています。 .....(以下略)
<今井凌雪著「書を志す人へⅠ」p206より 書「日学詩乎」p208を参照>

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 ただこれは、私の無心の書のつもりです
 まだまだ、かすれません、潤黒いです