今日もオレは逃げてしまったよ。


どうしても 怖くなるんだ。


とうとう夢見から 幻覚が出やがった。


次もまた逃げるのか 動けるのか。



母親は 年寄りの物忘れが酷くなって


頼れる存在じゃなくなりつつある。


オレ自身が 動くのも怖い。



最後の要にしていた友に


大事になっているようにして


連絡をつけてもらった。



また オレへの風当たりは強くなるだろうか。


それとも 余計に厄介者になるか。



似て欲しくない君が 嫌いなアイツに似てきてるんだ。


だけど 今日 ティーンの君の中に隠された


「やさしさ」と「理解」を見た気がしたから


オレは少し安堵したんだ。



前の道は見なきゃいけないけれど


道の先に何があるのかなどとは


見たり 予測しちゃ 迷うだけだよって


友は言った



確かに それが正しい判断だろう


だけど オレは少しだけ ネジを失った


いや もう何個失ったんだ?



何にしがみつき 何に拘っているのか


オレにすら 明確な答えはわからないよ



Adiós

Adiós

Adiós


ここは窮屈だ そろそろ地図をくれないか?


ヤツらが行った世界への地図を。