狂っていると言うのならば それも正解だろう
俺は何もできなくなって 逃げ道だけで生きて
それは他人が言う「仮病」「堕落」「だらしなさ」
この箱だけが 唯一の逃げ道になってるのならば
それも そうかもしれない
したいと思っても したいように進むこともなく
積み重なる「やるべきこと」のノートの束
書きかけは幾つあったっけ?
早くどれか終わらせたいのに ちっとも終わりはしない
やろうと思えば うまくいかない
やろうと思えば 邪魔が入って
また 積み重ねられる 新しいノート
普通と異常の境界線を行ったり来たりしている中
俺が少し崩れれば それは堕落と称されて
好きな歌なら歌えるのねって 駄目な人間を
言われてるようだ
それが現実逃避だなんて言葉は所詮 通用はしない
そう だらしないって言葉だけで 全て終わる
解ってもらいたくて 手を差し伸べても 結局 この問題の
ノートの束を解いていくのは 俺が当たり前のようだ
ハウスキーパーが当たり前に掃除をこなすように
それは俺がして当たり前で できてなければ
「今日の夕食は何?」って 尋ねられるんだ
いざとなったら このまま消えてしまえばいいさ
もうどうでもよくなれば 適当に生きていくことも簡単に見える
何を守ろうと必死になろうと 何として生きていこうと
必死に創ろうと この蝕んだ身体を生き返らせようと
他の方法を探せども焦りと 手に握られたコインの数が気になり
俺は多分 一生 この中途半端を背負うんだろう
ああ それでもいいさ いざとなれば 消えてやればいい
何でいなきゃいけないなんてことも 考えれば何で必死だったのかって
何で強くならなきゃなんてことも 考えれば馬鹿みたいに見えて
ごみ箱の中を整理するのが 俺の役目なんだって思わせられて
そこに落ちているのなら 素通りしないで捨てな
当たり前のことすらできないのならば もうごみ箱でも平気なら
俺は何もしないことにした
これを訴えてもどうせ 俺がハウスキーパーだから
できないことを 問題視されるのだろう
そう いざとなれば 消えてやればいいんだから