僕の大好きだった人は 太陽みたいな人だった

暗闇に堕ちた僕に 光を与えてくれた

だけど 君に近づくことは 難しくて

僕は 小さな言葉の魂を送った


それは 君には小さくても 重すぎるもので

きっと 君の後ろに守らなくてはならないものが

あるかもしれないことも そういう日がくることも

君が僕の前から 姿を消すことも

全部 頭のどこかでは 判っていた


突然過ぎたその日の 訪れは

僕には 意外と すんなりと

受け入れることが できたようだったけれど


太陽は遠くなってしまったみたいで

光を求めてはいけないみたいで

欠落してしまったような 心の穴を

必死で隠そうとしてる 僕がいてる


今は 今の君には 会いたいとは思えない

僕は人の幸せを喜べるほど 心が広くないらしい

本当はそれを願ってあげなきゃいけないけれど

そういう気持ちを 作ろうとすればするほど

逆に僕の心は蝕まれていく


君の幸せそうな姿を想像できるような話が

僕の耳に入るたびに 胸が痛くて

伝えた言葉は 無駄じゃなかったけれど

伝えた意味は あったのだろうか

出会えた意味は あったのだろうか

どうして 君に惹かれてしまったのだろうか


そればかりを 考えて


僕は殺伐とした時間を過ごすことで 頭の中から

消そうとしている 考えないようにしている


僕の想ってきた時間が無駄に思えてきたような気がして

だったら何故 もっと早く 僕を突き放さなかったの

だったら何故 はっきりと僕を突き落とさなかったの

君がしたことは 僕にとってはずるい優しさで

君にしたら 僕を傷つけたくなかったのだとしても

それすら 幸せそうな君を思えば 言い訳に近く


嫌な心が支配してくから


僕は僕を排除するような時間を作ることで 頭の中から

君を小さくしようとしている 見えないようにしている


きっと こうなるのも 僕が罪人だからだろう

見えない十字架を刻まれた身体がそれを意味し

そして 僕はまた新たな十字架を刻んでしまう


左に右に足に背中に・・・

無数の数の見えない十字架を刻んで



20110815