重要文化財は、日本にある建造物、美術工芸品、考古資料、歴史資料等の有形文化財のうち、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき文部科学大臣が指定した文化財を指す。

ユネスコ世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の一部でもある奈良県斑鳩町にある法隆寺の中門と五重塔は国宝に指定されている。

都道府県別のベスト5は、
1.東京都 2,729件 
2.京都府 2,144件 
3.奈良県 1,311件 
4.滋賀県 813件 
5.大阪府 664件となる。

文化財には様々な指定に基づいたものがあり整理すると、

・有形文化財 
・重要文化財     
・国宝  
・県指定重要文化財 
・市指定重要文化財 
・民俗文化財制度

・登録有形文化財 
文部科学大臣が、国または地方公共団体の指定を受けていない有形文化財のうち、保存と活用が特に必要なものを「文化財保護法第57条」に基いて文化財登録原簿に登録する。登録有形文化財の指定基準である建築後50年を経過したものが本書でも古民家の築年数の定義としている。





重要文化財、木造現存12天守 松山城