先週水曜日大分県インテリアコーディネーター協会さんに読んでいただき古民家のセミナーをさせていただきました。

午後八幡浜から臼杵にフェリーで到着、大分IC協会の川野会長と、副会長の瀬口さん現代建築株式会社の坂井社長に臼杵の街を案内していただきました。







見せていただいた再生中の古民家の床下、礎盤と呼ばれる唐様建築などではよく見られる柱と礎石との間に用いられる木が使われていました木は湿気に弱く、地面に近い足元から腐朽が広がるが、この礎盤を交換することで柱自体の腐朽を防ぐ知恵だそうです。愛媛ではあまり見ることがなく新鮮な驚きでした。

また、金輪継で継がれた柱には古材の削られた跡は新材と同じ木目が蘇っており、木材の耐久性の高さを再確認しました。

そのあと坂井社長の220年経ったご自宅を訪問。朝散歩をされていて偶然この家が目にとまり、お買いになって改装されたそうです。高台にあるお宅で古材、古民家の空間は時間の流れ方もゆっくりとしているような癒しの素敵な空間でした。





そして川野会長のお知り合いの旧斎藤邸にお住いの高橋さんを訪問。いただいた葛饅頭は人気で手に入りにくい逸品だそうで確かに美味しかったです。



お時間をいただきました皆様ありがとうございました。臼杵は古い町並みが残されている是非行っていただきたいオススメポイントでした。