日本建設業連合会が20日発表した内容は衝撃的でした。

建設業界では2020年代までに100万人の大量離職が発生し、技能労働者数が現在の6割程度に落ち込むそうです。
現在は、東京オリンピックの特需や東日本大震災の復興事業で好調だが、昨年度の技能労働者数は343万人。55歳以上が3割以上を占めるなど高齢化が進んでおり、2020年代までに100万人の離職しているとの推計結果になった。


日建連は「国土を支える業界の根幹を揺るがす本質的危機」と認識。待遇向上や女性登用などによる新規人材確保と、IT・ロボットなどを活用した効率性向上で、対処していくという。

職人がいなくなる…感覚としていままで語られてきた問題ですが、実際の数字で示されるとより早急な対策が必要だと思いますよね。人材の確保とともに技術の継承も必要。

古民家で先人の知恵を学び後世に残していくのがこれからは困難になる時代。1件でも多くの古民家を残して、その再生により職人が先人の知恵を学ぶ機会を作るのも我々の仕事だと思います。

こちらの記事を参考にしました。
http://mainichi.jp/select/news/20150321k0000e040001000c.html