太陽が昇った時間が明け六つ、沈む時が暮れ六つ、江戸時代の日本人は日の出と日の入りに合わせて生活をしていました。

夜明けから日暮れまで、また日暮れから夜明けまではそれぞれ6等分されており、日中は明け六つから始まり、五つ、四つ、九つ(正午)、八つ、七つ暮れ六つとなります。夜間も暮れ六つから、五つ、四つ、九つ(真夜中)、八つ、七つで明け六つとなります。この数字十二支が当てはめられ、明け六つを卯として十二支が使われた。階段で出てくる丑三つ時とは丑の刻=暮れ八つの三番目の時間を指しています。現代の時間で言えば午前2時から2時半ごろというところでしょうか。



ちなみに時間の割方が日の出日の入りなので、夏は昼間が長く、冬は夜が長くなります。

江戸時代の時間については非常に解りやすいのでこちらのblogから転載させていただきました。
「古時計にワニ革着せて」さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/doradoranobinobitata/65431626.html


今日の本題はこの時間の分割に関してできた言葉についてです。

江戸時代日本人は1日2食でした。2食だと当然お腹が空きますので間に完食をとりました。それが昼の四つと、八つです。いまでも大工さんは10時と3時ぐらいの休憩におやつを食べたりしますよね。



昼の八つ、八つが「おやつ」の語源だとされています。皆さんはこの説どう思いますか?