平成27年1月に全国3会場(東京・愛知・大阪)にて、(社)住まい教育推進協会による伝統再築士講習が開催される。伝統再築士では、下記に記される再築検討委員会にて再築基準を学び伝統構法の古民家を改修(再築)する基準を学ぶ。取得には、所定の講習を受講し終了考査を受ける必要があり、建築士を所有する方が対象です。

http://hepa.or.jp/category/crdntl/dntscks/

また、「再利用できる資材を活用し、身体・環境に配慮した長期耐用住宅」における建設事業者の技術を多くの方に伝えることを目的とし「再築大賞」を実施しています。2つの部門を設け、全国の設計者・施工業者の皆様から「再築基準」を満たす作品を募集、一般投票によって「再築大賞」を決定します。
http://www.saichiku.com/ 平成26年12月25日まで募集中です。

国内には築50年以上の古民家が100万戸以上あるが、木造軸組み伝統構法を保存する技術基準がなく、それぞれの知識や建築基準法に合わせるために在来工法に改修、または解体されているのが現状である。伝統再築士では、下記に記される再築検討委員会にて再築基準を学び伝統構法の古民家を改修(再築)する基準を学ぶ。取得には、所定の講習を受講し終了考査を受ける必要があり、建築士を所有する方が対象。全国3会場(東京・愛知・大阪)にて開催される日程は下記の通り。
【東京会場】平成27年1月21日(火)
【愛知会場】平成27年1月26日(月)
【大阪会場】平成27年1月27日(火)
詳しくは同協会ホームページを参照(http://hepa.or.jp/category/crdntl/dntscks/

再築基準検討委員会では古民家活用時にユーザーからの改善をおこなって欲しいとの要望の多い「寒さ」を解決するため、伝統構法の真壁造の断熱基準を取りまとめるべく断熱委員会を設置し各地域の古民家再生協会や断熱材メーカー、土屋喬雄氏(東洋大学名誉教授)にご指導を頂きながら議論を行い、各地域での断熱材の選定並びに施工法を取りまとめ、平成27年2月全国古民家再生協会連絡会議全国会員大会で答申をおこなう予定。