この前テレビで上司の家を尋ねる際のマナーについて芸能人はどれぐらい常識があるのかという番組をしてました。

玄関での靴の脱ぎ方揃え方から始まり、敷居を踏んではいけない、畳のヘリを踏んではいけないなどが紹介されていた。敷居や畳のヘリを踏まないなんて常識の常識と思っていたが、番組になるぐらいなので知らない人も多いのだろう…

踏んではいけない理由として、敷居は家の骨組みであり、畳のヘリには家紋などがあるので失礼に当たるという説明がなされていた。無論それも正しいのですが、古民家をしているものから見ると、

敷居は宙に浮いている状態なので踏むと下がる…

畳のヘリは金糸など細い糸が使われており摩耗に弱い

などとついつい構造的な面から見てしまうが、

マナーという観点のほうがたぶん多くの人が理解しやすいのだろうと気づきを得た。