今日は月1回開催している愛媛での古民家鑑定士講習試験…



総論、伝統、在来の3科目を3時間半の講習をさせて頂くのですが、
今回藤田君が伝統部分の講習にデビューしました。





初めての講師ですから緊張したでしょうね…お疲れ様でした。

古民家鑑定士は厚生労働省認可財団法人職業技能進行会が認定する資格制度で6年目の現在資格者が8000名いらっしゃいます。

教本を書かせて頂いていますが、一人で全国くまなく講習なんてできませんから、各地域に教えていただく先生がいます。インストラクターです。

現在約50名のインストラクターがいらっしゃり、皆さんで各地域講習をして頂いています。

藤田くんももう少し慣れてくればインストラクターとして愛媛を始め、インストラクターのいない地域で講習をしていくようになります。

古民家の残存数は総務省統計局が5年毎に行っている調査によると平成20年度280万棟残っていたものが平成25年には176万棟へ減っています。

これ以上日本の住文化である古民家がまだまだ使えるのに簡単に壊されてしまうことは避けなければなりません。そのために古民家鑑定士を増やして、地域に根づいた活動を行って頂いて未来の子どもたちのために少しでも古民家が残される地域を増やしていきたいと思っています…。