土曜日松山から愛知へ移動。飛行機のチケットがとれなかったので今回は6時間かけて電車で移動…。

名古屋から更に30分ぐらい離れた常滑市へ途中下車の旅。
常滑市は人口5万6千人の常滑焼で有名なセントレア(中部国際空港)を抱かえる町です。







廻船問屋の瀧田邸を初め、黒塗りのささら子板貼りの古民家が坂道の細い路地の中に点在しています。風情が残っていた良い街でした。楽しめました。





昨日は愛知県新城市で愛知県古民家再生協会主催の古民家鑑定実技講習でした。三重、岐阜、静岡からも古民家鑑定士23名にお集まりいただき、築80~90年の古民家の鑑定を実施しました。今回は初の試みとして、午前古民家鑑定実技、午後早稲田式動的耐震性能診断の実技のダブル開催でマスコミさんの取材も来られました。





朝7時半にホテルにお迎えいただいて、車で約1時間半で現地に到着。目の前を清流が流れる山に囲まれた静かな場所にある土地455坪に55坪の母屋と、離れ、蔵が建つ建物です。





初めに私で1時間程度お話をさせていただいて、グループに分かれて実際の調査を行います。



あいにくの雨で内部のみの講習となりましたが、床下や小屋裏も確認できるようにしていただいていました。

実技時間終了後にも多くの質問をいただき、午前中が終了。



昼食を挟んで午後は東京から来られた動的耐震機構の杉本さんによる早稲田式動的耐震性能診断の実技講習でした。動的診断のための事前準備や機器の説明からはじまり、実際に測定まで。私も参加しましたが勉強になりました。





講習終了後、主催された愛知県古民家再生協会の古材の倉庫(古材で建てられた倉庫で、中に古材や建具家具などが保管されているまさに古材倉庫です)を見学し、更に理事長のお家にお招きいただいて、さらに美味しいお酒もいただきました。





戸田理事長ごちそうさまでした。