昨日は大阪へ

朝飛行機で伊丹へ行き、新大阪までリムジンバスで移動

古民家鑑定士の講習ならびに試験を開催しました。

古民家鑑定士とは、厚生労働省認可財団法人職業技能振興会により、古民家の評価をすることを目的に創設された公的な資格です。

古民家鑑定士は、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来工法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。

その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子ども達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。それをユーザーに解りやすく伝える為に、古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。

現在全国で8000名の資格者がいます。

古民家鑑定士のウキペディア

講習は3時間半、試験は70分ですので、試験が終わる頃にはもう周りは暗くなっています。



講習会場から見える新大阪駅。

講習試験終了後は大阪の資格者の方に集まっていただいた例会も開催。



連絡事項や毎回30分程度の勉強会も開催。
古民家とは何かについてお話しさせていただきました。来月またお邪魔させていただきます。


古民家の雑学53