庭の管理は以外と大変、植木の剪定はプロに任せるとしても雑草が至る所から生えてきます。
明日発売の8月号日本の伝統(ジャパトラ)では除草に付いて書いています。



雑草の多くは、前年の秋頃に種が地面に落ち冬越しし、翌年の春頃から出始めます。除草剤をつかうならまだ背丈も小さく根が張っていない春にまいておく方がいいでしょう。しかしできるなら除草剤は使いたくないもの。草丈が小さく根付かないうちは雨上がりなどに抜けば、するっと簡単に抜けます。

また、木酢液(もくさくえき)や重曹を除草剤代わりとして使うこともできますし、木酢液は殺菌や殺虫の効果があり、植物活力剤としてもガーデニングでよく使われますが、濃度を濃くすると酸が強くなるため、除草剤として使えます。 重曹の主成分である炭酸水素ナトリウムは、植物を成熟させる物質であるエチレンを活性化させるため、老化が早く進んで枯らすことができます。先に水をまいて雑草を湿らせてから重曹を直接ふりかけてください。

よりエコなもので考えれば、ほうれん草やブロッコリーなど、アクの強い野菜のゆで汁を熱いうちにかけると、アクの成分であるシュウ酸の作用で雑草がしおれて抜きやすくなります。

続きは誌面で…

「日本の伝統」はジャパトラクラブから定期購読もできますよ。
http://www.japatra.com