日曜日の午前中、桃山文化の華麗な代表的な建築である瑞鳳殿を見学してきました。





瑞鳳殿は仙台市都心部の南西広瀬川に挟まれた経ケ峯にある伊達政宗を祀る霊廟です。仙台藩初代藩主で1636年(寛永13年)没した伊達政宗は生前に、自らの死後経ケ峯に遺骸を葬ることを遺言し、政宗の後を継いだ第2代藩主伊達忠宗が翌1637年(寛永14年)10月、政宗の御霊屋(おたまや、霊廟)を経ケ峯の東の峰に、正面が仙台城本丸を向くよう西向きに建立し、「瑞鳳殿」と命名しました。

同年、瑞鳳殿の隣接地に政宗の菩提寺として「瑞鳳寺」も創建され、仙台藩領の平泉の毛越寺より遷した釈迦三尊像を本尊としています。その後、第2代藩主の忠宗を祀る「感仙殿」(かんせんでん)、第3代藩主、綱宗の「善応殿」(ぜんのうでん)が共に経ケ峯の西の峰に建立され、両者は瑞鳳殿と相対するように正面が東向きになっています。








桃山時代の華麗な建築装飾と色つかいに圧倒されました。