中国からの汚染物質PM2.5は昨年よりは今年は飛来が少ないと言われていますが…

中国政府によると、北京周辺での大気汚染に伴い、鉄鋼生産の中心地である河北省で製鉄所の閉鎖が加速しているそうです。しかし一方で、上海の周辺地域では鉄鋼生産が拡大しており、上海が政府の環境対策の「しわ寄せ」を受ける可能性が懸念されています。環境問題で考えると上海は住みにくくなっていくのですが、経済で考えると、上海周辺は製鉄所だけでなく、セメント工場やガラス製造工場も新たな成長機会と考えられています。

どこかの地域で公害が広がると、別の場所に工場を移して新たな場所に環境破壊が起こる、日本が過去に経験したような事が中国で今行なわれようとしています。グローバル世界と言われて久しいですが、過去の経験を共有するという事に関してはまだまだグローバル化が必要な気がします…




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