今日宇和島で講演があったのでその前に見てきました。
１８８４年（明治１７年）に宇和島警察署として建てられ、１９５３年（昭和２８年）現在の愛南町の役場として移築され、平成２年役目を終えるとともに宇和島に里帰りをして現在の場所に建てられました。
擬洋風建築に分類され明治初期に西洋の技術を懸命に習得して建てられた建物で小屋組の合掌は隅合掌や蕪束（かぶらつか）などがつくられており西洋の建築様式を高い水準で再現しています。
小屋組は天井の一部が開いていて見る事が出来ます。
建物は平成８年愛媛県で第１号の登録有形文化財に指定されました。
内部の床などは移築の際に新しいものに交換されていますが、上げ下げ窓や壁や天井などがペンキで仕上げられていたり、天井の一部に設けられた換気口のデザインなどる当時の擬洋風建築のモダンな造りが見れますし、外観も玄関庇のアーチの装飾はキーストーンに似せた造りが施されています。西洋では石で造られる部分を木で再現しているあたり日本らしい建物だと思います。
宇和島市立歴史資料館
宇和島市住吉町２丁目４－３６
入場無料 月曜日休館
http://www.city.uwajima.ehime.jp/www/contents/1150209642062/
１８８４年（明治１７年）に宇和島警察署として建てられ、１９５３年（昭和２８年）現在の愛南町の役場として移築され、平成２年役目を終えるとともに宇和島に里帰りをして現在の場所に建てられました。
擬洋風建築に分類され明治初期に西洋の技術を懸命に習得して建てられた建物で小屋組の合掌は隅合掌や蕪束（かぶらつか）などがつくられており西洋の建築様式を高い水準で再現しています。
小屋組は天井の一部が開いていて見る事が出来ます。
建物は平成８年愛媛県で第１号の登録有形文化財に指定されました。
内部の床などは移築の際に新しいものに交換されていますが、上げ下げ窓や壁や天井などがペンキで仕上げられていたり、天井の一部に設けられた換気口のデザインなどる当時の擬洋風建築のモダンな造りが見れますし、外観も玄関庇のアーチの装飾はキーストーンに似せた造りが施されています。西洋では石で造られる部分を木で再現しているあたり日本らしい建物だと思います。
宇和島市立歴史資料館
宇和島市住吉町２丁目４－３６
入場無料 月曜日休館
http://www.city.uwajima.ehime.jp/www/contents/1150209642062/