市民講座に参加しての覚書 〜虐待の淵から生き抜いて | お産は日常の中に☆胎児&赤ちゃんとお話するじょさんし

お産は日常の中に☆胎児&赤ちゃんとお話するじょさんし

東大阪市の訪問型助産院ゆっこ助産院院長。自宅出産、授乳・育児相談の他、繊細で感受性豊かな特性と人生経験を活かし心のお片づけコンサルタントとして、今ココの自分を生きるをお手伝い。筆文字講師&数秘マスターになりました♡


      女性の笑顔と自立

その先にいる

子どもたちの幸せのために

夫婦のパートナーシップと

こころのお片付けを伝授!

 

東大阪市の訪問型助産院

ゆっこ助産院 院長の
かわちの ゆきこです


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3月のイベントスケジュール






先日東大阪市

社会福祉協議会であった

市民講座に参加して来ました


年々件数も増えていき

痛ましい事件が減らない

助産師として早い段階の関わりで

解決できる糸口があるならば・・・と

昔から私の中で虐待、DVなどの

社会問題や成り立ちなどに関心がある


今回の市民講座は前日だったが

急遽申し込みできて受講できた


平日の日中開催なので

どこかに勤めていれば

講座を聞きに来れる時間帯ではないので

参加者さんは私よりも年齢が上の方が目立ち

どんなお仕事や市民活動をされているのか

とても気になった


この社会問題は虐待した人、DVした人を

ただ悪いと責めたり罰するだけで

解決する問題ではない

この手の報道が出ると虐待した親を批判して

そのうち忘れて終わりのことが多いが

根本的解決には親や子どもに関わる

「大人の心の傷」へのアプローチが

必要だと感じている。

その大人が傷ついた原因が成長過程についたもの

であることも多く

[虐待は連鎖する]という常識が世の中にあり

私もどこかの過程でその言葉を耳にすることがありそうだと思っていたが

島田さんたちのように当事者は

連鎖はない!と言い切る


世間の目として[虐待は連鎖する]と言う目で

みられるが、被虐待児が虐待をするかしないかは

たまたまである。と


だからこそ私たち子育ての始まりに携わる

助産師の関わりで何かしら支援できるなら

自分がどう関わるか、何ができるかを考えている


講師の島田妙子さんは被虐待児として

育った生い立ちと児童養護施設に

入所からのをお話ししてくださった

虐待は[虐めを待つ]と書く

その意味をご自身の経験から説明してくださった

その話はあまりにも心苦しい思い出で

お話を聞いていると心が痛み涙が出ます

文章で説明するのは難しいので割愛しますが

著書に『虐めを待つ人』という漫画があり

そこにその意味が記されている


児童養護施設で

安心して寝れること

温かいご飯が食べれること

お風呂に入れることが良かったと

言うことと

何より嬉しい、楽しい、辛い、嫌い、悲しいなどの感情を自由に出せることが

幸せな事だとお話しされた

経験者のお話はとても真実味がある


その経験の中で

誰かのせいや環境のせいにしていたと気づき

母からの「愛」を知る事で許せたと言う経験から

今は講演会や「大人の心を助ける」活動を

多岐に渡りされている

そこに至るまでの心の葛藤や

今の活動に繋がるまでの

ご自身との向き合いは

私達が知り得ないほどの努力と壮絶さも

あったんだと容易に想像できる


【自分たちで断ち切る】

この覚悟はすごく必要なことだと思う

私も生きづらさを抱えていたので

この覚悟をしたのでわかる


感情を出せると言う事は

当たり前のようでそうではない

感情に蓋して出せない大人が多いと

とても感じる


せいきょういくミーティングや

お産をまるごと語る会などの活動で

感情の取り扱いを大切にするのは

その為でもある


また

大人が子どもの変化に気づけるのは

保育園や学校などとなると思われるが

SOSを受け取ってもらい

助けてもらえるまでの壁があるということ


子どもたちは家庭で何があっても見せない

芦田愛菜ちゃん演じる

MOTHERというドラマでも

最後まで子どもは母親のことをかばう

子どもは純粋に愛が深いと感じる


そしてさらに

助けてもらい方がわからない

言ってもいいよと言われても

言葉に出すこと自体がしんどいし

正直に話すとどこかで

真実が漏れてしまうのではないかと

怯えることも考えられる


そんなあらゆる事情で

SOSが出せないことや

SOSを出せたとしても

信じてもらえるかどうかや

助けに至るまでにいくつもの壁があると言う


この人なら話しても大丈夫と

信じてもらえる大人になる必要があると感じた

そして

1つの言葉で子どもを傷つけるかもしれない

言葉を使うときは大切だと

当事者からのお話の中で印象深かった

「家族」と言う言葉一つでも

悲しいイメージをもつ子もいれば

明るいイメージをもつ子もいる

という発想力が大切であるようだ


【参考】

子どもの権利条約の4つの柱

1.生きる権利

 防げる病気などで命を奪われないこと

 病気や怪我をしたら治療を受けられる

2.育つ権利

 教育を受け、休んだり遊んだりできる事

 考えや信じることの自由が守られ、

 自分らしく育つことができることなど

3.守られる権利

 あらゆる種類の虐待や搾取などから

 守られること。障がいのある子どもや

 少数民族の子どもなどは特に守られる事

4.参加する権利

 自由に意見を表したり、集まって

 グループを作ったり、自由な活動を

 行ったりできる事


子どもの権利が守られて子どもが生き生きと育つことのできる世の中には、

大人がまず自分の感情を大切にして

自分自身を生きるということから

始まるのではないかと思う


その背中を見て子どもは

自分も感情を大切にして

生きていいんだと言うことを学ぶと

考える


いつも弱い立場にある人に皺寄せがいく

一人一人が自分の感情を扱えて

自分の機嫌は自分で取っていけますように🙏


#島田妙子さん 

#虐待の淵を生き抜いて

#助産師としてできること

#まちの産婆ゆっこ

#市民講座の覚書


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